黒帯の女たち
かもです。
昨日1月15日にザザポケッツで『黒帯が新ネタをやるライブ』にて感じた事があったのでちょっと。
ここから書くことはあくまで僕が感じた事であって、絶対そうしないといけない、そうじゃないといけないという事では無いです。
ザザポケッツは道頓堀にあるキャパ60人くらいの小さい小屋です。
舞台から客席までの距離も非常に近く、楽屋や作家が操作する音響証明卓も舞台のすぐ裏にあるのでお客さんの様子や声がよく聞こえます。
そこで黒帯さんの主催ライブを久しぶりにして(たぶん2年振りくらい?)感じた事ですが、お客さんが客席に着く開場中、お客さんが帰る客出し中、みなさんとても静かにしておられたところ。
しかしライブが始まれば笑うところは笑って、あんまりなところはちゃんとあんまりなリアクション。
平場が始まればお客さんもリラックスしたのか、みんなのわちゃわちゃを見てずっと笑っておられました。
んー、なんかいいなーと思いました。
普通は若手芸人のこういうライブは客入れ中、周りの知り合いと話したりして盛り上がったり、客出し中も「楽しかったねー」なんていいながらゆっくり会場を出て行かれます。
全然それが普通なんですが、今回の黒帯の女さん(もちろん黒帯さんのファンばっかり来ていた訳ではないだろうけど)の感じ、僕はええなーと思いました。
あんなにお客さんが静かに帰られるポケッツのライブは、僕は初めてちゃうかな。
ポケッツのライブは次のライブの開場まで15分しかなく、ライブが押したりもあるので、出来たらスっと会場から出て行ってもらえたら助かります。
たまーに客席に残って写真撮ったりされてる方もおられるのですが、
出来たら!楽しんで帰ってもらうのはもちろんやから!出来たらでいいんで!!
スっと帰ってもらうのがスタッフ的にも助かります。
まぁ終わったらすぐ帰ろか。
とある先輩芸人さんに「芸人はファンも教育せなアカンねん」とお話ししてもらった事があります。(「教育」という言葉はあまり好きじゃなかったけど)
なんとなくそういう事も黒帯さんが言ってた事もある気がするし、黒帯の女さん達がいろいろ察知してそうなっていかはったんかなーと思いました。
出待ちもチラホラおられましたが、過去に黒帯さんがラジオで「出待ちいらん」と言うてはったのもあって黒帯さんの出待ちは無かったです。
大人。アダルト。おっさんおばはん。
いい意味で。色気あります。
とくいちの大野くんが黒帯会議に出てくれた時、シャンプーハットさんの下ネタのライブに呼ばれた時に「どんなお客さんが来るのかと思ったら、ばっちりフォーマルな服装で決めた紳士淑女が多かった」と言ってたのを思い出しました。
なんかそんなんいいよね。
品のある下品を目指します。
「黒帯のファンは民度が低い」とか言われることもあるけど、まぁまぁそういう人はたいがい「無課金勢」なんで。
買ってないのにレビュー書くんは違うからな。
今回見たいに小さい会場まで来てお金払ってくれはる「黒帯の女」さん達は最高です。
またみなさんで去年のNGK単独みたいな、最高に品のある下品な空間を一緒に作りたいっすね。
みなさんに色々楽しんでもらおうと思ったら、まだまだお金落としてもらわんといけないんで申し訳ないですが、それに見合うものを提供できるように頑張ります。
まだまだ生かさせてくだせぇ。
では!!