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19の冬、20の春

ちぇ。ビールはおいしく飲めなかった。そんな高校卒業して2年経つ私が昨年書き留めたことを今蘇らせる。

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「過程を大事にしろ」って言われるから
「過程を大事にして欲しい」と伝え、

「不安なのは、足りないからー」
「ー足りないのは勉強じゃなくて我が身を振り返る時間」と伝え

これら私の後輩への言葉どう届くんだろう。

結果ばかり目につく、結局評価される世の中、「過程」を褒められたらって自己肯定感上がるし、結果に至らなかった点を見つめるきっかけになる…とはいえ、結果を追い求めなくなってしまうんじゃないかという不安とやっぱりいくら頑張っても結果につながらないと悲観することになるんじゃないかって少し怖くて、おとなになるってどういうことなのかなって就活を描くあの映画を観てからずっと考える。

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おとなになるって仲間を作ることなのかもしれないと思ったのは19の冬。過程をしっかり自分が信じてあげないと未来に自分が見えているもの、まだ結果になっていないものを誰かに伝えることができない。それらが自分勝手だと気が付いた19の冬。ほら、数学の証明だって、「どうせこれ二等辺三角形だから」って2辺が等しい説明をぶっとばすと二等辺三角形が証明できてないと✕になる。✕にしてくれる人がだんだんいなくなるのがおとなになることなんだと思ったのは、成人式を目前に控えた19の冬。✕がないとまずは自分が信じて伝えられたらきっと一緒に未来を描いてくれる人が現れる。

一緒に未来を描くって私も生きるし、あなたも生きるってこと。生きる舞台を用意する、乗る、片づける、組み換える、自分を輝かせてくれる、自分が輝かせる、そんな誰かと手をつなごう。

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こんなことも考えていたんだって自分の過程として受け止めるほなみ、春眠暁を覚えず、目覚ましは3回まで。

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