夜を旅する
-前回までのあらすじ
長旅を終えて
ちょうどいい量の酒と、
あったかい鍋をつつき終わったころ
僕らは夜の名古屋CITYへと繰り出した。。。
↓前回の日記
充分にあったまった身体を冷やすかのように、片手にはお酒を持つ
地下鉄に乗って別の街に行く事にした。
どうやら名古屋は地下鉄文化らしい。
久しぶりの電車。
名古屋の電車はなんだか落ち着いてて綺麗だな〜
なんて思いながら乗っていると
旅の仲間の1人が、ある異変に気付いた。
「あれ?なんか女の人しか乗ってないね。。。」
なんと僕らは女性専用車両に乗っていたのだ。
急いで車両を変える。
車内の雰囲気も、馴染みの雰囲気に変わった。
危ない危ない
分からなかったとはいえ、なんかトラブルにならなくて良かった
と思いつつも、少し良い体験をしたなと
僕ら男3人はニヤついた。
電車を降りるとそこは別世界。
数時間前。
山の中の家だったのに、今はこんな街中。
ギラギラと街が光っている。
東京暮らしは長かったけど、こうして田舎に引っ越して、いざ都会に来るとびっくりする。
夜なのに明るいのだ。
いやらしい建物の間をするするとぬけ、
僕らは怪しげなお店に入った。
ロックバーだ。
正直何を話したかは覚えてない。笑
ただ、店の前のラブホテルで繰り広げられる
男女の怪しい、いやらしい交渉戦の攻防を僕らはケラケラ笑いながら眺めていた。
店内の大きな窓からそれを見て、2杯の酒を煽った。
意外と酔っ払った。
なんやかんやで深い時間。
長旅で疲れてもいる。
締めの“なにか”で空腹を満たそう!
そう言ってまた歩き出した。
とんでもなく、早くてうまい中華屋さんに入った。
その速さたるや
そのうまさたるや
写真を撮るのも忘れて
夢中になってほおばった。
タクシーで帰った
次の日の朝。
僕らの記憶にはその中華屋の美味さが痛烈に残っていた。
続く。。。
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