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Let’s meet again

三度目の緊急事態宣言、というタイミングで出社する必要があり、久々に会社へ。
こんなタイミングだといよいよ人は少なく、
日常仕事は家で十分回るので、もはやいる意味もないな、と感じつつ
打ち合わせ(リモート会議、相手はみんな家から)で移動時間が取れないうちに終日会社にいることになった。

普段だと、ふらっと会社に行くと誰かに会うから、
それが偉い人だったとしても雑談して少しリラックスして帰るけれど、これじゃあな、と思っていたら、
急に聞き覚えがある声でオフラインで呼びかけられる。

見ると、「〇〇さんですよね!ついに実物見れました!」って、若い人。
去年から一緒に仕事してるけど、
会社がカメラオフの文化なので、結果顔見たことないまま一年たった、という人だった。
もちろん自分も全く見たことないけど声はよく知ってる人だったので、びっくりしつつ、
急にリラックス感が出て会議後半戦はピリピリせずに過ごせた、と思う。

クラブハウスみたいに(って、まだやったことないけど)音声と仕事としてのアウトプットだけで
コミュニケーションが完結するのもよくわかった1年だったし、
フルリモートになっても自分はあまりパフォーマンスに変化がない(と言われる)けれど、
でも、「顔と声が一致する」人との会話としない人との会話だと、少しだけくだけるのに時間がかかると思うし
たまには、感染しないようにしながら顔を出して
人に会うのも大事だな、と思った。
GoogleもAppleも、コロナ禍明けにはフルリモートはやめてしまうらしいけど、
確かにさもありなんかな、とは思った。
同じ時間に移動するという無駄やペーパーワークが減ったのはとても良かったけど、
空間を移動して「誰かと空気を共有する」のは、
やっぱ大事なんだろう。

きっとオリンピックの時期になっても緊急事態宣言は解けず、リモートで競技の状況を見ながら夏は過ぎ(オリ水泳とパラハンドサイクルが見れれば、個人的にはそれでよし。)この状況で選挙?と思いながら投票に行ったりしてるうちに注射の番が来る。
その後、人に会えるようになったら、しっかり会おう。
何年も会ってない友人も、声だけの関係の人たちも。

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