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新しい設定をネームで描いてみた

新しい設定をネームで描いてみました。ひとまず10ページ。
週刊連載だと、大体20ページのネームを2日で描くらしい。
ということは、ネームだけなら毎日10ページ描く必要があるので、1回やってみました。

バキュロウィルスというのは実在するウィルスです。
敵をウィルスにすると、敵キャラが全員「感染した人間キャラ」になるのでいろんな国のキャラ(50カ国くらい)を出せるな、という考えです。

暴力ホルモン・絶望ホルモンというのは創作です。

あと、翻訳のしやすさを考えて横書きを試してみました。
この漫画が軌道に乗るまで、早くてあと5年はかかると思うけど、その頃には横書きも日本でさらに普及していると思うので。
(WEBTOONでは、特に新人の人たちが横書きを使い始めてると感じます)

最低限シナリオがわかるような、今回みたいなネームだったら、毎日10ページ描けないこともない。
途中で設定を変える場合「やはりあそこは変えた」みたいなことも作中でキャラにしゃべらせつつ、一旦週刊連載のペースで4年分やってみようと思う。
大体1年2ヶ月で、4年分のネームが終わる計算。
212話、4,240ページという量になる。
それだけ描いたら、シナリオの全体像ができるだけでなく、ネーム力も大分上がってると思う。
まずは何も考えず、この数値を達成しようと思う。

プロット(主に自分用)

■1ページ
新型コロナウィルスによるパンデミックが、完全に収束した2025年―
全世界で『新型バキュロウィルス』のパンデミックが始まった
旧型のバキュロウィルスは、昆虫に感染し、行動を操るウィルスである
彼らは昆虫を操り、高所に登らせる

■2ページ
登らせた後で昆虫を殺し、広範囲に自分たちを拡散させる
そして、新型のバキュロウィルスは
昆虫ではなく人間に感染する

感染した人間は極めて攻撃的かつ残忍になり
殺人・暴行・放火・器物損壊などあらゆる破壊行為を繰り返す

この原因は、新型バキュロが「暴力ホルモン」を好むためだ

■3ページ
暴力ホルモンとは『バイオレシン』のことで、
これの多さで人間の攻撃性や残虐性が決まる

同じ人間の中でバイオレシンが増えれば増える程、
新型バキュロは餌が増えて繁殖できる

例えば殺人の場合、一気に殺してしまうと、
バイオレシンがあまり分泌されない

時間をかけていたぶって殺すことで、
バイオレシンの分泌量が増える

■4ページ
そのため、新型バキュロの感染者は、
より残虐な方法で相手を殺すようになる

このウィルスは進化の過程で「別の食べ物」も見つけた
「絶望ホルモン」と呼ばれる『デスピアレシン』である

絶望ホルモンは、当然暴力の被害者側に多く発生する

■5ページ
新型バキュロは暴力行為の最中に、被害者側にも感染する
そして、被害者側の絶望ホルモンを食べ、こちらでも繁殖する

もし加害者側が返り討ちにあった場合も、こちらの絶望ホルモンを
食べられるので、どちらに転んでも良い

つまり反撃が怖くないため、新型バキュロの感染者は、リスクを
全く恐れずに戦う

■6ページ
世界大戦が一番暴力&絶望ホルモンを量産できるため、
新型バキュロが蔓延した星では必ず世界大戦が起きる

大戦といっても、核やミサイルでは、一瞬で人が死んでしまい、
ホルモンを量産できないので使われない

原始的な殺し合いを続けるうちに、その星の人類はやがて滅亡する
滅亡すると食べ物がなくなるので、新型バキュロは浮遊して宇宙に出る

■7ページ
宇宙に出た彼らは一見大星団に見える『雲』を形成して移動する
そして、巨大な隕石を見つけると寄生する

寄生しながら、その隕石の内部を食い、スカスカにする
そして、その星を生命体のいる星に誘導する

■8ページ
星に侵入した隕石は、大気圏で爆発する
巨大隕石なので、星の広範囲に拡散される

この拡散によってその星を支配し、また世界大戦を始める
これを繰り返し、次々に有人星を潰しているのが彼らのこれまで歩んできた道である

■9ページ
そして、今回の地球では奇跡的に北朝鮮だけ感染しなかった
その時の風向きでウィルスが全て他国に流れ、
隕石の破片も運良く一つも落ちなかったためだ

…というのが
今回の経緯だけど、
理解できるかい?

宇宙自然保護機構職員・
ニャホニャホ・タマクロー

一応理解できたが…

北朝鮮最高指導者
金正恩

■10ページ
お前は何でわざわざ地球に来たんだ?
これが仕事だからね

僕が働いてる宇宙自然保護機構は、
どの種の生命体も絶滅しないように保護するのが仕事だ

バキュロはヒト型の生命体を次々に絶滅させてる
それを止めるために、今回仕事として来たんだ

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