「日本の企業は全然テニスに注目してない(力入れてない)でしょー?」の疑問を考察 テニス×日本企業(メーカー編 2/2)
皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
この記事ではテニスと企業についてご紹介していきます。テニスは外国発祥のスポーツだから、「日本の企業は全然テニスに注目してない(力入れてない)でしょー?」という疑問に対して、日本の企業とテニスへの注目や貢献を振り返ってご紹介していきます。(2021.12.06現在)
※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。
前回の記事で、3つのテニスギアの日本メーカーさんの奮闘をお伝えしました。「もう少し具体的なイメージ欲しいよー!」という方へ、本記事では3つのテニスギアを利用している選手のリストを作成しました。
100名分のリストになるとスクロールが大変ですので、先の記事で分けた「アメリカ」、「フランス」、「日本」の3つの国で分けました。赤でマークがその国のメーカーです。(最後ページに100名分リスト添付)
アメリカ
ラケットはウィルソン、シューズとウェアはナイキが多いです。以前はR.フェデラーがその筆頭でしたが、ウェアがユニクロになり日本との接点を持つようになりました。シューズも母国の「on」との共同開発でナイキより変更になっていますが、2021年の試合ではまだ「on」を利用していなかったことで「ナイキ」にしています。
母国アメリカのT.ポール、カナダのM.ラオニッチ、ヨーロッパではG.ディミトロフやK.カチャノフがアメリカメーカーのアイコンです。
フランス
ラケットはバボラ、ウェアはラコステが多いです。シューズのシェアは少なく4名でした。B.ペールは全部母国フランスメーカーを利用しています。D.メドベーデフは一家でフランス在住ということもありフランスとの接点が多いのかなと感じます。
日本
ラケットはヨネックス、ウェアとシューズはアシックスが多いです。母国の西岡選手は全てヨネックスとなっており、アイコンの選手です。
ラケットはウィルソン、シューズとウェアはアシックスの選手は7名でそのうちシューズとウェア両方がアシックス利用の選手は5名(71%)です。
3メーカー全て同じ選手
3アイテム全て同じメーカーの選手は7名で、そのうち4名(57%)がヨネックスです。
大陸別の使用率
アメリカ5大陸、フランス4大陸に対して、日本は全部の6大陸にリーチしていることがわかります。また、下記の表より利用する選手の国も一番多いのは日本メーカーです。
今回の考察では、下記のことがわかりました。
・全てのギアをサポートできる数少ない企業の世界的な筆頭はヨネックス
・日本メーカーは全大陸の選手に幅広く対応していること
・アシックスはウィルソンのラケットを利用している選手が、シューズとウェアを利用しているケースが多い
上記の理由により、「日本の企業は全然テニスに注目してない(力入れてない)でしょー?」という疑問に対しての「もう少し具体的なイメージ」です。
日本のテニスメーカーさん、応援しています!!!
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