【日本史上最高のエンターテイナー】切望する心が精神の強さ!?松岡修造のヒストリー#91
皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
今回は、「修造」の愛称で呼ばれている、日本人の松岡修造さんについてご紹介です。
この記事では、「日本の選手は世界で活躍できる?」と言う疑問に対して、松岡修造さんが今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.10.22現在)
※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。
松岡修造
高いトスアップから放たれる高速サーブ、そのサーブからボレーの展開が得意な攻撃型の選手。ミュージカルと映画鑑賞が好き。
「10歳テニスを始め、高校生の時にアメリカへ!」
高校時代の松岡
1967年11月6日東京都で阪急創始者の名家として生まれました。父は東宝社長、母は宝塚歌劇団星組男役とエンターテイメントを生業とした両親のもと成長をしました。
テニスを始めたきっかけは、1番年上の兄弟である姉がテニスをやっていたことで、1学年上の兄と一緒にテニスを10歳で開始しました。
幼稚舎からずっと慶應で過ごしてきましたが、高校2年でテニスの向上の為、名門の柳川高校に編入しました。柳川高校2年生の頃にはインターハイでシングル・ダブルス・団体で優勝を経験しましたが、3年生の頃には休学をし東京に滞在していました。
その頃のテニスの拠点だった桜田倶楽部の飯田藍コーチが松岡さんのメンターとして精神を注入し環境を提供しました。そして、松岡さんにとって転機となるB.ブレッドと引き合わせたきっかけも飯田コーチでした。B.ブレッドと日本で練習をした結果、松岡さんは18歳でアメリカのタンパへ行き、ホップマンキャンプ(現サドルブックテニスアカデミー)へ留学をし、プロの道へ進みました。
「17.11歳でツアーデビュー!18歳アメリカへ留学」
17.11歳でツアーデビュー
ツアーデビューはまだアメリカへ留学をする前の17.11歳で東京250で予選を勝ち抜き出場しました。1988年20歳の頃からは本格的にプロツアーを周り、1月予選突破から初のGSデビューをGS・Aで達成、4月東京250では3回戦でM.メチェーズ[7]に勝利しました。その後シーズン中盤は初戦負けが重なりましたが、10月ブリスベン250でSF、シドニー250でQF、東京250でQFとツアーレベルで結果を残しました。その結果、1988年10月20.11歳でTOP100を切り99位にランクインしました。日本人としては12年ぶりのTOP100の選手となりました。
「24.7歳日本人史上最高46位へ!」
GS・WでQFに進出を決めた瞬間
1989年と1990年は度重なる怪我と手術により思うように活動ができませんでした。1990年のシーズン中盤から1992年の6月は好調を送りキャリアハイを達成したのは、1992年6月で24.7歳の頃でした。
1992年はシーズン開始から4月までは早期敗退を繰り返していました。4月の香港250でQF進出をきっかけに、ソウル250でツアー初優勝を達成、6月ロンドン250では、G.イバニセビッチ[8]、S.エドバーグ[2]らTOP10を2人倒して決勝進出をしました。この結果キャリアハイと日本人最高位の46位を達成しました。
日本人最高位やGS・Wでのベスト8進出、P.サンプラスやG.イバニセビッチへの勝利など世界トップ選手への勝利をするなど日本人として世界で活躍をしました。
その背景には、一度決めたことをやり抜く「グリッド力」、決めたことを伝える「コミュニケーション力」、それらを想像し挑戦したいと思う「切望する力」が松岡さんに備わっていたからです。それは、飯田藍コーチ、柳川の田口監督、B.ブレッド、そして、両親との間で培ってきたものでした。
先の3つの能力を基に引退後はテニスの興進のために、12歳以下の子どもたちむけに修造キャンプ、バラエティ番組での露出、キャスターなど多岐にわたって日本のテニスの顔として活動をしています。
修造キャンプで錦織圭を輩出したように、今後も次世代の選手の発掘と育成を続け、日本人が世界ランキング1位やGS優勝へのきっかけを作ってくれることを期待しています。その中継で松岡さんが解説やコーチをしているシーンを見れることを楽しみにしています。
記録(当時)
✴︎日本男子最高位46位獲得
✴︎日本人男子初のGSでQF進出
✴︎APTツアーで初めて優勝した日本人
今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
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PS.小学生あたりの子供を持つ親に、テニスをう通じてどのようなアドバイスを送ると成長につながるか伺いたいです!
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