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【アフリカ移民へのメッセージ】アフリカのために貢献する!?フランシス・ティアフォーのヒストリー#15

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 「ビックフォエ」の愛称で呼ばれている、アメリカ人のフランシス・ティアフォー選手についてご紹介です。
 この記事では自身のルーツ(シエラオネ)であるアフリカの人々のために貢献することを最終的な目標に掲げるビックフォエが、今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.07現在、2022.08.15 ランキング・年表等更新)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

フランシス・ティアフォー

バックハンドストローク、サーブアンドボレーのフットワークは必見。アフリカにルーツを持つ人々に刺激を与え続けることがテーマ。時折見せるチャーミングなプレーも楽しみの1つ。レブロン・ジェームスが好き。

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「3歳テニスを始め、12歳でプロテニス選手へ決意!」


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2015.03.23 初のフューチャーズ優勝の投稿

 1998年1月20日アメリカのメリーランド州でシエラオネ移民の両親の元、双子のフランクリンと共に産まれました。日雇い労働で働く父が建設に携わった、ワシントンD.Cにある、ジュニアテニスチャンピョンセンター(JTCC)の管理者として、小さい保管庫で2人の息子と暮らし始めたことで、3歳からテニスに触れ、5歳でJTCCでテニスの活動を始めました。
 8歳の頃から、M.クズネツォフが個人コーチとしてテニスだけでなく、生活や大会のサポートを行い、フロリダのUSTAナショナルトレーニングセンターへ移り17歳までの9年間をともにします。
 12歳でプロテニス選手になることを両親に伝えた際には両親に反対されましたが、ウィル・スミスが配信していたネット動画より「プランBを持つ必要はない、なぜならプランAの邪魔になるから」というアドバイスをもとに、プランAであるプロテニス選手に挑戦することを決めました


「16歳からの快進撃」

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2018.02.27 デルレイビーチ250でツアー初優勝の投稿


 14歳までに、外国のジュニアトーナメント、15歳最年少でオレンジボウルの優勝とジュニアキャリアハイ2位の実績を十分につけて、16歳フューチャーズデビュー、16.6歳WCで地元アメリカのワシントン500でツアーデビューを果たしました。
 2015年は飛躍の年となり、17.1歳フューチャーズ初優勝、17.2歳の4月3週連続参加したチャレンジャーでは、デビュー戦は予選からQF、2戦目SF、3戦目Fとステップアップし、次の大会ニース250は初めて予選から勝ち上がりツアーレベルに参戦、翌週のGS・FでGSデビューを果たしました。その後は、主にチャレンジャーを主体に大会を回りGS・Uにも参戦、世界ランキング176位でシーズンを終えました。

「21歳キャリアハイ!」


 2018年20歳の頃2月ニューヨーク250QF、デルレイビーチ250でJ.デルポトロ[10]、D.シャポバロフ[46]らを倒して20歳でツアー初優勝、4月マイアミ1000で4回戦、エリストル250はF、6月ロンドン500QF、GS・W3回戦、カナダ1000で3回戦、などシーズン序盤から中盤にかけて大活躍をしました。
 秋のアジアツアーからはトーナメント序盤で敗退が続きましたが、Next Genにも出場し、39位でシーズンを締めました。
 
 2019年1月GS ・AでK.アンダーソン[6]、G.ディミトロフ[21]を押さえQF進出、その後の250や500では勝ちきれずでしたが、3月マイアミ1000でD.ゴファン[20]を下しQF、この2月~4月の間で現在のキャリアハイである29位を21歳で達成しました。

 今年、2021年は6月から、ノッティンガムCで優勝、ロンドン500QF、GS・Wは初戦でS.チチパス[4]を退け、3回戦でK.ハチャノフ[29]に敗退しましたが、この流れで得意のアメリカシーズンを終え、キャリアハイの29位より好成績を達成してほしいです。
 
 幼少期から貧困時代やルーツのシエラオネ滞在の経験を基に、自分が活躍することで、「こんな選択肢もあるよ!」とアフリカ移民や若者へメッセージを送りつづけるビックフォエの活躍に期待しています。今後も自身のアイドルであるレブロン・ジェームスのセレブレーション「ハイキック」がたくさん見れることを楽しみにしています。

記録
✴︎20歳 WCで出場した選手で初めてデルレイビーチ250のタイトル獲得(1993年以来)と最も若いアメリカ人チャンピヨン(2002年19歳A.ロディック以来)
✴︎2019年 GS・Aで最も若くQFへ進出(2003年20歳A.ロディックGS・W以来)
 

 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。

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PS.調べれば、調べるほど、ビックフォエという選手を応援したいと想う気持ちが強くなりました。下記のリンク読むのに5分程度だと思いますが、僕の記事を読んでもっと知りたい!と感じた方はどうぞ!


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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