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【驚き嘆くプレーが連発】司会者が「センセーショナル」を連発する選手!!!ドミニク・ティエムのヒストリー#71

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介します。今回は「GS優勝者がいないから無理!」の仮説を「GS優勝した選手はどうやって育ってきたの?」を「幼少期〜ジュニア期/22歳程度/GS初優勝歳」までにどのような活動をしていたのか調べていきます。(2021.09.23現在、2022.09.04 ランキング・年表等更新)


※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。


ドミニク・ティエム
ボールコントロールに自信がある選手。相手が前に攻めてきたときに対応するステップワークとコンパクトなパッシングショットを組み合わせたプレーが得意。チェルシーのファン。

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「6歳からテニスを本格化!9歳から個人コーチ指導!」

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幼少の頃からテニスを行うドミ

 1993年9月3日オーストリアのウィナー・ノイシュタットで両親がテニスコーチの家系でうまれました。2歳からテニスを始め、6歳から本格的にテニスを開始しました。9歳からは父が務めていたG.ブレスニックテニスアカデミーの開設者である、G.ブレスニックの指導が開始し、25歳までの16年間コーチを務めました。
 ジュニアの国際大会には、14.4歳でデビューし18.3歳までに間に、オレンジボウルの優勝など、11大会で優勝し、120勝33敗(勝率78%)の記録で、ジュニアのキャリアハイは2位でした。(当時の1位はJ.ベゼリー)

「20.6歳でTOP100を切る!」

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21.8歳ツアー初優勝のニース250

 ジュニアと並行し16.10歳でチャレンジャー 、16.11歳でフューチャーズをそれぞれオーストリアで達成します。
 2011年17.10歳でオーストリアのキッツービューエル250でWCによりツアーデビューをしました。そこからバンコク250、ウィーン250のツアー2戦連続でWCで出場し、ウィーン250でツアー初勝利をしました。

 TOP100を切ったのは、2014年3月で20.6歳に86位を記録しました。この年は、TOP100の中で最年少の選手ともなり、一気にトップ選手の仲間入りをした年でした。
 2014年前半は予選参加からが多かったですが、スペインツアー2戦で結果を出します。4月バルセロナ500で予選から3回戦まで進み、5月マドリッド1000ではS.ワウリンカ[3]を下し3回戦へ進出したことで、その後は本線かの出場になりました。
 7月キッツービューエル250ではツアー初の決勝進出、GS・UではE.ガルビス[12]を下して4回戦進出と成績を残し、139位からスタートしたランキングを39位で終えました。

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「26.8歳GS初優勝」

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2020年GS・Uで初優勝


 キャリア初期から着実にランキングをあげ、22.9歳TOP10を切り7位に入り、そこから現在までの5.3年間TOP10をキープし続けています。
 GS優勝に最も近づいたのは、2018年、2019年GS・Fで決勝、2020年GS・AでしたがGS・Fは2年連続R.ナダル、GS・AはN.ジョコビッチに敗退しました。その間の2019年には、長年のパートナーであったG.ブレニックとの関係を解消し、チリのレジェンド、N.マスーがコーチになりました。

 GS初優勝は4度目の決勝戦で2020年8月GS・Uで26.8歳でした。2020年はコロナの影響で中断していたツアーですが、ツアー開幕のGS・Aでは3人のTOP10への勝利、G.モンフィス[10]、R.ナダル[1]、A.ズベレフ[7]を連続で倒し決勝戦進出。コロナ中断を挟み、8月GS・UでA.ズベレフ[7]を下しGS初優勝を達成しました。この結果、キャリアハイの3位まで到達しました。

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 2021年6月以降現在まで手首の負傷により長期離脱をしていますが、しっかりと完治してカムバックをする姿を期待しています。
 幼少期から両親の指導や、G.ブレニックのコーチングにより英才教育を受けてきました。父は、現在オーストリアを代表する2選手(オーストリアでは2位と3位の選手)D.ノバック[128]、S.オフナー[163]のコーチを務めオーストリアのテニスに貢献しています。また、21歳の弟も1491位とフューチャーズで戦うテニス選手として活動しています。
 
 オーストリアのレジェンド、T.ムスターがGS・Fを1995年に優勝して以来26年ぶりのGS優勝者となったドミですが、次に目指すのはT.ムスターが達成している世界ランキング1位です。復帰後ドミのセンスを感じさせるセンセーショナルな復活劇に期待しています。
 得意のステップワークとパッシングショットで攻めてきた相手を一瞬で仕留めるプレーで世界1位へ駆け上がる姿を楽しみにしています。


 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。



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PS.G.ブレスニックと父のコーチングやティーチングの違いを伺いたいです!


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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