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「日本の企業は全然テニスに注目してない(力入れてない)でしょー?」の疑問を考察 テニス×日本企業(メーカー編 1/2)

 皆さん、こんにちは。「Change Court」記者のtakableです。この記事ではテニスと企業についてご紹介していきます。
 テニスは外国発祥のスポーツだから、「日本の企業は全然テニスに注目してない(力入れてない)でしょー?」という疑問に対して、日本の企業とテニスへの注目や貢献をご紹介していきます。(2021.12.04現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

今回は「テニス×企業」の第一弾ということで、イメージがしやすい、「テニス用品(ギア)」の「メーカー」を見ていきます。日本の企業を話題の中心として考察します。

日本メーカー

「テニス×メーカー」

ラケット

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 テニスで一番イメージしやすい「ラケット」ですが、世界ランキング100位の選手はどこの国のメーカーを利用しているのか?を調べました。

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※ダンロップはイギリス発祥ですが、2017年より日本の住友ゴムの子会社が運営している為、日本にしています。

 世界ランキング100位以上の選手が利用しているラケットメーカーは「7社」、国別で分けると「4カ国」でした。「少ない!」と思うかもしれませんが、ラケットは開発に技術力が必要ですので、生産しているメーカーが少ないです。
 
 メーカー別で見ていくと、日本は4位ヨネックス15%と7位ダンロップ1%です。国別のシェア率では4位で16%です。「あれ!?、日本の企業やるじゃん!ヨネックスすごい!」と思いませんか?

シューズ


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 ラケットを用意したら次は「テニスシューズ」買わなきゃ!ということで、シューズを見ていきます。

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※フィラはイタリア発祥ですが、2011年より韓国の子会社が買収した為、韓国にしています。

 シューズメーカーは「17社」、国別だと「8カ国」とそれぞれラケットメーカーの倍に増えました。メーカー別では、日本メーカーは2位アシックス、5位ヨネックス、8位ミズノ、国別のシェア率では24%で2位です。
 「ラケットでも多かったヨネックスはシューズでも多いけど、アシックスもすごい!!!」と思いませんか?

ウェア

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 テニスの試合に出ることになったし、いつもの運動着ではなく、そろそろウェア買おうかな!ということで、テニスウェアを見ていきます。

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 テニスウェアメーカーは「25社」、国別だと「9カ国」と増えました。メーカー別では、6位アシックス、7位ヨネックスが多く、国別のシェア率では17%で3位です。「ヨネックスとアシックスがここでも大健闘です!!!」。「おおー!日本メーカー素晴らしい」と思いませんか?

 選手が利用する「ギア」で日本のメーカーさんが世界のテニス選手にも愛用されているのがわかりました。

3カ国のテニスギアメーカーとの比較

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 上記3つのアイテム(ラケット・シューズ・ウェア)をすべて販売しているメーカーを持つ国は、アメリカ・フランス・日本の3カ国であることがわかりました。 
 世界ランキング100位の選手(34カ国)のうち、36名(22カ国)の選手が日本メーカーの製品を利用していることがわかりました。選手数では36%、国別では65%の選手が3つのアイテムのうち1アイテム以上は日本メーカーのアイテムを利用しています。この数値により日本のメーカーが世界的にも認知・利用されていることが理解できます。

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他競技の選手との比較

外国人テニス選手×スポンサー=年間スポンサー料金
・S.ワウリンカ×ヨネックス 年間 5億円

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・N.ジョコビッチ × アシックス 年間 5億円

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・R.フェデラー×ユニクロ 年間 30億円

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日本人選手(他種目スポーツ)×スポンサー=年間スポンサー料金

・大谷翔平選手×8企業 年間6.6億円

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・八村塁選手×9企業 年間11億円(9企業)

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・錦織圭選手×ユニクロ 年間30億円

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 上記は一例ですが、1つの日本メーカーがテニス選手に支払う年間のスポンサー料の額が大きいことが理解できました。

今回の、調査により、下記の3つがわかりました。

・世界ランキング100位の選手の36%が1つ以上の日本メーカーのアイテムを利用している
・上記の対象選手の国別では65%が1つ以上の日本メーカーのアイテムを利用している
・日本の他種目で活躍している選手よりも大きいスポンサー料金を、テニス選手へスポンサードしている

 上記の理由により、「日本の企業は全然テニスに注目してない(力入れてない)でしょー?」という疑問に対しては、「日本のメーカーさんはテニスに力を入れています!」という「解」になります。


日本のテニスメーカーさん、応援しています!!!


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