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【金碧輝煌】見惚れるほどに格好よく美しく力づよい選手!?アンドレ・アガシのヒストリー#101

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 「パニッシャー」の愛称で呼ばれている、アメリカ人のアンドレ・アガシ選手についてご紹介です。
 この記事では、アメリカのテニス黄金世代の1人である、アンドレが22歳頃までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.12.05現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

アンドレ・アガシ
グランドストロークを打つ時の間合い(ボール・ラケット・打点)の取り方が素晴らしい選手。得意のグランドストロークと混ぜ合わせた不意を衝くドロップショットで相手を揺さぶる。息子は野球が好き。

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「2歳でテニスを始め、父の熱血指導!」

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幼少期父の熱血指導を受ける

 1970年4月29日イラン系移民でオリンピックにボクシングで2度出場した父とアメリカ人の母のもとアメリカのラスベガスで生まれました。アンドレが歩き始めた頃から、父による指導のもと自宅のテニスコートでテニスを開始しました。
 4歳の頃には、トップスピンをかけたフォアハンドを打ってラリーができており、J.コナーズとも当時ラリーをしました。
 父からの強制されるテニスに対して、「好きだからテニス選手になりたい!」というよりは、父の熱血指導と父の夢である、テニスでオリンピックで「金メダルの獲得」を達成する熱意と期待に応えるためにテニスを続けていました。

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「13歳で留学、16歳でプロへ」

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13歳からN.ボロテニーによる指導を開始


 13歳になると、父によりフロリダのN.ボロテニーが運営するアカデミーへ留学をしました。当初は3ヶ月だけの予定だったのに対して、N.ボロテニーにとって魅力的だったアンドレのプレーにより、無料でアンドレを指導することを提案し、3年間指導を受けることになります。
 しかしながら、アカデミーでの自分のレベルが思うほど上達せず、アカデミーの中でも中間地だった自分に対して、フラストレーションがたまったことでビールやドラッグに興味が進んでしまいました。
 そんなアンドレに対して、N.ボロテニーはアンドレに再度テニスに集中させるために、アカデミーから追い出しました。その「怒りの力」をコートで発揮しろという意味を持っての行動でした。
 この行動により、アンドレは復活し、5つのUSTA(アメリカテニス協会)のジュニアタイトルを獲得し、16歳でプロになる道へ進ことができました。


「17歳プロ初優勝!22.6歳GS初優勝!」

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22.1歳GS初優勝

 1987年プロ2年目は3戦連続で初戦敗退でしたが、4月の東京QF、ソウル決勝進出とアジアの2大会で好成績を残しました。その後も初戦や2回戦で敗退が続きましたが、7月のインディアナポリスで3回戦、8月のストラトマウンテンでは2回戦でP.キャッシュ[7]に勝利し、そのままSFまで進出しました。GS・Uは初戦敗退でしたが、秋のツアーでは、ロサンゼルスQF、バーゼルSFと好成績を残し、最終戦として選んだ、イタパリカでは、B.ギルバート[13]、M.ハイテ[15]、らを下しツアー初優勝を17.6歳で達成しました。

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 プロデビュー から早い段階でツアータイトルを獲得しましたが、GSの初優勝獲得は1992年でプロ7年目の22.1歳でGS・Wでした。プロ2年目の6つが年間では最多ですが、1986年~1991年までには15回の優勝をしています。同世代のJ.クーリエ(アカデミー同窓生)、P.サンプラス、M.チャン、がGS優勝をしている中で、掴んだ初GSタイトルでした。

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 幼少の頃からオリンピアンの父のもと熱血指導を受け、父の期待に応えるためにテニスを続けました。フラストレーションが溜まることで少し違う道に進こともありましたが、その度にコーチや父のサポートによりテニスに集中することを戻すことができました。
 生まれ故郷のラスベガスのスターとして、今までのテニスにない奇抜なファッションと言動や行動(大会の伝統主義が苦手でGS・AやとGS・Wを出場しない時期があった)など、テニス以外にも魅力溢れるプレイヤーでした。
 現在は、ラスベガスでも危険な地域に幼稚園から中学卒業まで授業料無料の公立の学校を創設したり、テニスを通じたチャリティーイベントに参加をしています。今後も、世界の人々を引きつける愛されるキャラクターとしての活躍を期待しています。日本にもイベントでの参加を楽しみにお待ちしております。

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記録
✴︎18歳、28歳ATP最も上達した選手賞
✴︎29歳 ATP最優秀選手賞
✴︎29歳 キャリアスーパースラム達成(ツアーファイナル、オリンピック金、GS4大会優勝)
 

 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
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それでは次の記事で。さようなら。


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〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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