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【世界最速の男】弾けるようなビックサーブで相手を驚かせた!?アンディ・ロディックのヒストリー#18

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 「A-ROD」の愛称で呼ばれている、アメリカ人のアンディ・ロディック選手についてご紹介です。
 この記事では、16.8歳のデビューから数々の年少記録を達成し、29.11歳で引退したA-RODが22、23歳頃までどのような、キャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.12現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

アンディ・ロディック
当時世界最速のサーブとして最速249.4kmを記録するほどのビックサーバー。P.サンプラスとA.アガシの次世代の希望としてアメリカ国民の期待を背負って戦った選手。高校時代はM.フィッシュとともにバスケ部。

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「5歳テニスを始め、9歳でプロテニス選手へ決意」

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9歳の頃、GS・Uを観戦

 1982年8月30日アメリカのネブラスカ州で産まれました。2人の兄の影響でテニスを4歳から開始し、5歳の時そのテニスの才能を伸ばす為に家族でフロリダへ引っ越しました。A-RODが9歳の頃にプロになることを決意し、13歳の頃にはリーボックがジュニアプログラムへ参加する為にサインしました。
 ジュニア時代には6つの世界大会でのタイトルを獲得しましたが、身体の変化の影響により負けが重なったことで、テニスを辞めることを考えました。当時16歳だったA-RODはコーチのT.ベンハビレスの励ましを受け、テニスに専念し、ジュニアのGS・AとGS・Uで優勝し世界1位のジュニアとなりプロの道へ挑戦しました。


「コーチの励ましから奮起」

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18.6歳 マイアミ1000でP.サンプラス[4]に勝利の瞬間

 ジュニアの大会と並行しながら17.5歳デルレイビーチ250でツアーデビュー、17.6歳でTOP100の選手であるF.ビセンテ[41]に勝利し、17.11歳WCでGS・UでGSデビューをしました。18.1歳チャレンジャー優勝、18.6歳マイアミ1000で同国のスーパースターP.サンプラス[4]に勝利し、翌月のアタランタ250でツアー初優勝、156位でシーズンを終えました。


「20.11歳GS初優勝と21.2歳世界1位」

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20.11歳GS・UでGS初優勝

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 2001年~2003年の間(19歳~21歳)で一気に世界トップを奪取します。19歳はチャレンジャーで1つ、250で3つのタイトルを獲得し、20歳の頃はツアーにしぼり250の2つのタイトル獲得をしました。
 21歳は飛躍し、結果が出せていなかったGSの3試合で好成績を出します。GS・AとGS・WではSF進出したものの、GS・Fを1回戦で敗退してしまいました。敗戦の次の試合から連続で好成績を出します。ロンドン250優勝、GS・WでSF、インディアナポリス250優勝、ワシントン250SF、カナダ1000、シンシナティ1000で優勝、GS・UでGS初優勝を達成しました。
 この連戦の結果により、2003年11月3日に世界ランキング1位を達成し、2004年1月26日までの13週間1位の座を守りました。その後は1位に復活することはありませんでしたが、21.2歳で世界ランキング1を達成したA-RODの活躍は素晴らしかったです。


 A-RODのサーブには毎試合世界最速が更新されると世間が期待して注目していました。ボールが割れるんじゃないか!?と思うくらいの爆発音のする弾丸サーブとダイナミックなフォアハンドにより早いテンポでポイントを奪取するプレースタイルは見ていて清々しかったです。
 晩年は苦手だったボレーやバックハンドの練習にも取り組み、サーブアンドボレーやスライスの強化など、努力の姿が見えるアメリカのスーパースターの戦う姿は素晴らしかったです。 
 18歳から現在も自身の財団で子供達の支援をし続けているA-RODの今後の活躍にも期待しています。


 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
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PS.A-RODが引退宣言をしたとき、「え!?まだ行けるやん!!引退早くない」とすごく切なく、儚くなった選手でした。あのサーブ好きだったなぁ。


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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