検事長の定年延長に抗議 30万を突破

Banners_and_Alerts_と_キャンペーン_·_内閣総理大臣__【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます_·_Change_org

「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」が4月16日に立ち上げたキャンペーン「【要請】東京高検・検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議し、辞職を求めます」は、安倍総理に宛てられたもので、黒川弘務東京高検検事長の定年延長を認めた閣議決定の撤回と辞職を求めています。
検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案が5月8日に審議入りしたことを受け、ツイッターでのハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿がシェアなども含めて10日夜時点で470万件を超えました。これに合わせて前述のキャンペーンにも再び注目が集まり、賛同数は11日朝には30万を突破し伸び続けています。

また、キャンペーンページには5,000を超えるコメントが寄せられています。

「三権分立を揺るがし、法治国家を終了させる、前代未聞の暴挙。絶対に許すことは出来ない。」
「こんなことしてたら、子どもたちに『ルールを守って』と言えなくなります。誠実であるということを教えられなくなります。」
「私は9条改憲派ですが、立法府が司法府の総長ポストへの便宜をはかる事は、三権分立への介入と見られるため、民主主義の原則論として本撤回・辞職を求める運動に賛同致します。」

この検察庁法改正案は5月13日にも採決される可能性が高く、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言が発令されている中、十分な議論がなされるのかが注目されます。