還暦を迎えた恩師のお祝い会をオンラインでやってみたら
トップページのお花はリボンの園に先生が飾ってくれています。迎えにいったときに花を見ると心が和みます。先生の心遣いにも感謝です。
さて題名にも書いていますが、2022年3月に私が高校3年生の時の担任の先生の還暦お祝会をオンラインでしました。
幹事をやったのでその流れから当日の様子をお話します。
長くなるかもしれませんが最後までお付き合いください。
お祝い会のきっかけ
2020年にN先生が還暦を迎えるという情報を友人から聞いていました。
私達夫婦を含め高校3年生の時の同じクラスで3組カップルが誕生してそのまま夫婦になっています。
夫とは結婚してまだ12年ですが22年の付き合いに突入しています。
今でも高校3年で同じクラスだった友人と仲良くしてもらっていて、家族ぐるみでおでかけしたり、花火をしたり卒業しても楽しい思い出がたくさんあります。
学生時代に遊んでいた友人とその子どもを見ていると、みんな恋に悩んでたくさん泣いたけれど今幸せになった姿を当時の自分たちに伝えたいなとほのぼのと思うのです。
話はそれましたが、私達が結婚できたのもその友人たちと担任の先生と過ごし高校を無事に卒業できたから今があります。
希望校を一緒にしようといってくれたIちゃんにも感謝です。
最近終活に興味があって、死ぬ前に誰に会いたいかなと考えたり、お葬式に誰にきてほしいかなどを考えるのですが、そんな時にそういえばN先生の還暦祝いをしていないなと思い出して、やりたいと思ったらすぐにしたい私は1番仲の良い7人に声をかけてます。『やろうやろう』と返事をくれたのでお祝いしをすることにしました。しかも今流行りのオンラインで!
お祝い会の段取り
お祝い会をやるんだったらクラス全員に声をかけたいと思って、連絡したことがない友人にはフェイスブックでメールを送ってみたり、とにかく男子と連絡をとることが難しくて苦労しました。
夫はまったく連絡先を知らないので頼りにならずお祝い会のことを知らせることができなかった人が3分の1いました。
あと3分の1の人は仕事、家庭の事情などで欠席、残りの3分の1のメンバーで開催します。結局いつものメンバーと思いきや当日に奇跡が!
先生へのサプライズ
欠席でお祝いの伝言を言われている時に思い付いたのですが、お祝いメッセージを送りたいなと考えて、自分で見本を見せてみんなにデータを送ってもらうようにお願いしました。
デジタル寄せ書き募集の連絡をすると、『へぇ今はデジタル寄せ書きなんかあるんだ』なんていってくれた人もいましたが、私が勝手に命名したのです。
先生へのお祝いの言葉を紙に書いてそれを写メしてほしいとお願いしたら、みんな時間をかけて丁寧にデータで編集してくれてとても素敵なメッセージデータが集まりました。
自分の写真とお祝いメッセージと旧姓と今の名前をのせてみんな上手に作成してくれました。忙しいのにありがとう。
ここまでみんながしてくれたから私はデジタル寄せ書きでスライドショーを作りました。前半は卒業アルバムの写真を卒業式で歌ったKiroroのBest Friendにのせて、後半はみんなが作ってくれたデジタル寄せ書きをハラミちゃんのディズニープリンセスメドレーにのせて渾身の力を注いで作りました。
肝心な先生への連絡ですが、私達以外の2カップルが自分たちの結婚式にN先生を招待したり毎年年賀状のやりとりをしているのですぐに先生と連絡がとれ了承をもらえました。
使っていなかったLINEもダウンロードしてくれて心優しい先生に感謝。
LINEビデオ通話の確認の為に事前に先生とビデオ通話しましたが、当日は子どもたちは寝ている時間に開催の為に事前ビデオ通話で子どもたちを先生に見てもらうことができてよかったです。
直前におこるアクシデント
実は開催直前に夫が欠席するといいだしたのです。私はいいだしっぺだからみんなの負担にならないようにとくに夫の負担にならないようにいろいろと段取りをくんだのになぜ?
と悲しい気持ちになりました。そりゃあ他の人がやっぱり欠席すると言われたら仕方なくあきらめます。だって私は同級生と結婚できて子どもも授かって幸せな人生を歩んでいるけれど、そもそももう顔も合わせたくないしたまたま同じクラスになったからって大人になってまでつきあいたくないしっていう人もいるだろいし同窓会なんてなくなればいいと思っている人もいると思います。夫いわく男子は嫉妬ややっかみなどの気持ちがあると出席したくないそうです。
何回もいいますが他の友人なら説得もしなかっただろうけど、今の人生があるのは先生のおかげなんだよ⁉️って半ギレ嫌マジギレの気持ちは隠しつつも『N先生の還暦祝いは最初で最後でまた何年かしたら子育てが終わればまたみんなで会えると思っていたら大間違いでオンラインだけどこんなに大人数の人が集まることはもう一生ない❗️』と宣言して、のほほんと発言する夫に半ば強制的になんとかオンラインお祝い会に参加してもらいました。
幹事をやってみて思いましたが、みんなそんなに事実上同窓会にはでたくはないし忙しいしいろいろな過去があっての今だからやりたい人だけがやればいいって感じです。
なのでやりたいのでやります。集まってくれたみんなには参加してよかったと1人でも多くの人に思ってもらえるように自分が後悔しないように最後まで頑張りました。
ドキドキの当日
当日は本開催時間の1時間前に生徒だけ集まってもらいました。遅刻する人や久しぶりの再会に花がさいてしまって先生がそっちのけにならないようにと考えました。
あっという間に本開催時間になりN先生が登場するとみんな『久しぶり先生!』と和やかな雰囲気になります。先生はあまり自分から話すタイプではないので夫が話の進行をしてくれて助かりました。その間に途中参加のメンバーからの連絡の返事をしたり、フェイスブックで連絡をとっていた友人が連絡先がわからなくて困っていた友人にも連絡をとってくれて急遽2人参加メンバーが増えたのでLINEで招待したりとても話をしている暇はありません。
LINEビデオ通話に急遽現れた懐かしい2人の顔にみんな驚きます!
ゆってくれたらよかったのにと言われたけれど急遽決まって私にとってもサプライズだったと話をしました。
みんなで話をした2時間はあっという間にすぎます。とうとうデジタル寄せ書きを披露しようとスライドショーを流すのですが、先生の電波が悪かったりハウリングがおこったりして結局スライドショーはオンラインでは披露できずお開きとなりました。
後日Googleドライブで共有したり、先生や数人の友人にはフォトブックにして送りました。先生も友人も喜んでくれてよかったです。
こうして私の願いは叶いました、もうこれであの時お祝い会をしておけばよかった!みんなにあっていればよかったと後悔せずにすみます。なんでも1人でせずに夫に頼ればよかったのかな?直前に欠席を決めた夫の気持ちはわからないですが、先生も夫もみんなも参加してくれてありがとう。
素敵な思い出ができました。こんな素敵なお祝い会はみんなでしかつくれなかったしみんなが優しくてよかった。本当にありがとう。
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