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福岡出張3日目 友に会う

3日目朝。今日は仕事の開始が遅いので朝もゆっくり。今年沢山出張して学んだこと、それは「家の布団が一番眠れる」。当たり前なのだけど何度もビジネスホテルのベッドで寝ているといかに自宅が寝やすいかが分かる。3日目にもなるといよいよ帰りたくなる時期。本日も勤労に励む。


昨日とは違うコースで仕事場まで歩く。
港のベンチでお昼の軽食

何も書いてないけどこれにて仕事終了。東京に戻す荷物などを九州の支社から送る手配を済ませ、退勤。ホテルに戻る。

今晩ば大学時代に所属していた団体で一緒に活動していた友人と会う。彼とは卒業依頼まともに会っておらず、3年ぶりとか。指定された居酒屋に向かう。

久しぶりと簡単な挨拶を交わし早速店内へ。不思議だなと感じたのは、3年ぶりとかに会うのにまるで昨日も一緒に飲んでいたみたいに「とりあえず生中?」「適当につまみ頼んでおくか」と阿吽の呼吸(とまではいかないけれど)で話が進む。

彼は、自分が団体の代表を務めていた際に副代表を務めてくれていて、物事の考え方や理解の仕方、方針などが結構似通っていたので、とても良い連携と関係性を保ちながら1年間一緒に活動をした。コロナ禍ではあったけれど彼と1年間何かに取り組んでいた時間は、思い出は少なけど楽しかったし今でも時々戻りたくなる。

そんな昔話や、共通の知人の話、福岡転勤になっか彼の身上や仕事の話などをした。3年ぶりとかになるとぎこちないのかなとか思っていたけど、すぐに打ち解けた?というか昔通りの時間と雰囲気になり、くだらない事で笑って楽しい時間を過ごした。

2軒目に行こうという事になったのだけれど一旦銭湯を挟みたかったので少し歩いて、1日目にも訪れた本庄湯へ。

裸の付き合いができる知人はとても貴重だ

学生の頃なら2軒目は確実にラーメンなんだけれど、風呂上がりだし社会人になって胃袋も多少限界が早めになった気がするので、彼の知っているサク飲みの居酒屋へ。

おでんにビール。締めとしては最高。

学生時代、様々な人と関わり、様さな考え方や意見や言葉に出会った中で、自分はこの友人に貰った言葉を今でも覚えている。

「立派な人間目指すんじゃなくて、ダメなとこも含めて愛せる男になってくれ。」

これは自分が団体の代表たるものしっかりせねばと完璧主義に偏っていた時、彼からもらった言葉。この言葉のおかげで少し気が楽になり、肩肘張らずにいることができる様になった。多少ミスっても、それも自分らしいと言われるような愛嬌のある人間に、目指すというよりかはそう認識してもらえる様な人柄でいいんだという事だと当時は理解した。

彼にはその言葉が一番嬉しかったと伝えた。予想通り照れそうにしていたけれど数年ぶりに会って、この事を伝えられたのは自分としても嬉しかった。


大学卒業とか、人生を重ねると疎遠になる人も増えてくる。だけど、ふとしたきっかけで人と再会したり、自分から連絡とって人と会うというのは、常にやらなくても良いかもしれないけれど、人生においては大切なことなのだということを学んだ。疎遠になるのも縁なのかもしれないけれど、少なくとも自分が会いたい、感謝したいと思える人と会う機会は逃さないよう、大切にする様にいたいと思った。

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