出張月間②「長野」2日目そして大阪へ
6時起床。夜中は耳元で小さい虫が飛んでいて「ンプゥゥゥワン」って音で快眠とはいかなかったけどそれなりに眠ることはできた。部屋の外に出て散歩。
軽井沢の空気はやはり素晴らしい。一部屋分くらい持ち帰って家の空気と交換したいくらい。散歩をしながらなんとなくビートルズだなーって思ってイヤホンで聴きながら歩いたけれど雰囲気があっていた。「ノルウェイの森」「ヒアカムズサン」「ブラックバード」「インマイライフ」。デトックス効果のある散歩だった。
その後は朝食を食べにダイニングへ。今日は仕事に移動と長丁場になるのでしっかり食べた。1発目は洋朝食、少し間を空けて和朝食。これで半日は持つだろう。
仕事終了。手早く片付けをして電車に間に合うように駅に向かう。駅ではお目当てだった峠の釜めしを購入。本当は群馬の駅弁なんだけどね。
軽井沢から長野までの30分で1日で溜まったメールを処理し一旦は仕事終了。長野駅で敦賀行きの新幹線に乗り換える。
随分と遠くまで来たんだなぁという感覚。学生時代によく松本に行っていたから長野=松本のイメージが強い。それでも聞き馴染みのある電車に乗ればすぐ気松本に行けるという不思議な感覚。近いうちにまた行こう、松本。
残った仕事を片付けて本日の業務終了。さて晩御飯ターイム。釜飯と長野駅のキオスクで買った善光寺ビール。本体の写真は撮り忘れたけど、煮物っていいよね、日本人に生まれて良かった、って味。立ち飲みご飯も日本の食文化の代表格レベルで大好き。シンプルな手間でこんなにもバリエーションのある食事が日常的に、あるいはお弁当として食べられる幸せに感謝。いただきます。
食後の〆は地酒・渓流。文句なしの普通酒。スイスイ飲めてしまうし米のうまさがほんわかとしてもう最高。長野大好き。食べて飲んでいたらあっという間に敦賀へ。
日本海側を通った時の夕焼けも綺麗だったな。
軽井沢から新大阪へ行くには、検索アプリを使うと東京経由をお薦めされる。ただそれだといつも通りでつまらないというのと、行ったことのない地域、乗ったことのない電車に乗ってみたいという欲もあり今回は敦賀経由に。その極め付けがサンダーバード。名前がかっこいいというそれだけなのだけど一度乗ってみたかった。東京経由より少し時間はかかるけど少し安く済むからまあ良いでしょう。閑話休題
サンダーバーーーーード(心の中)。カッコいい。昭和レトロという言葉で片付けてしまったらそのままなのだけど、溢れ出る"昔"感がいい。もちろん最新の新幹線とか車内設備もいいんだけど、こういう古めかしいものの方にかっこよさを感じる。車内に入ると昔の車両の、表現としては最悪だけど湿気のこもったというかカビ臭さの前兆というか、少なくとも最新、清潔、快適、とは程遠い雰囲気が好き。
車内ではまたもやキオスクで買った地酒とおつまみを。どちらも初めて。かまぼこの方はささがきのごぼうが入っていて新食感。そしてこういう魚練製品に酒はとてつもなく合う!一本義、パッケージ通り辛口ではるのだけれど最初口にした時の米の旨さもあり、言うほど辛口ではなく、通して甘味も感じる満足の1本。
さてここでサンダーバードが出発遅延。雷鳥の勢いはどこにいった、と思いがちなのだけれど旅や移動は不足自体が多ければ多いほど楽しい。流石に大阪までは着いて欲しいとは思うけどこういうトラブルはトラベルには欠かせない。興奮してきた。
約30分遅れで大阪着。サンダーバード内ではボケーっとしながら音楽を聞いたり本を読んだり。大阪は「やっと着いたか」といった感じ。環状線に乗り換える時の「やっぱ好きやねん」を聞くと懐かしいというか、大阪は故郷でもないし住んだこともないけど仕事で幾度もきているので愛着のある都市ではある。何も考えずに移動できるのもいいね。ホテルのある京橋へ。
それから桜ノ宮駅の「さくらんぼ」も好き。
そして無事にホテル着。遅めのチェックインだか日を越さなかっただけ良かった。大浴場ついているかと思ったらついてなかったのが残念だったけどまあいいでしょう。必要なら贅沢な課金をする。部屋で荷物を崩して本日はおしまい。濃い1日でした。
明日からは大阪編スタート。