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ワイン資格取得日記5日目 ゲヴェルトワワワワア?

まず始めに、変なタイトルをつけてしまい大変申し訳ございません。明確な意図がある訳では無いのですが、結果的に今回のnoteを書くにあたって最も最適な表現が上記の通りでした。ただ、書籍と違ってこのnoteというプラットフォームは基本的に無料であり、自分含めそれなりな駄作が蔓延る世界だと個人的には腹を括っているので、どうかお手柔らかにお読み頂けますと幸いです。引き続き宜しくお願い申し上げます。

社会人になってしまうと、前文の語尾が「幸いです」になりがちで、その次には100%の確率で「何卒宜しくお願い申し上げます」と続いてしまう。そもそも何卒ってどういう意味か分からないし、申し上げますってなんだか高校の古文で習った表現みたいだ。いとをかし。使い方合ってるか知らないけど。


さて今週は白ワインを多く勉強したのだけれど、とにかく量が多かった。というのも、シャルドネに始まりソーヴィニョンブラン、ピノグリ/ピノグリージョ、ゲヴェルツトラミネール、ヴィオネア、アルバリーニョと1日で6種類も学ぶ事になった。これはどういうことかと言うと、伝わるか分からないけど戦国時代の織田・豊臣・徳川の歴史と特徴を学んだ上で、さらに武田、石田、北条、上杉、真田、黒田辺りを1日で脳味噌に突っ込まれるような感覚である。要するに情報過多である。

スクールの授業終わりに食べたケサディア(メキシコのサンドイッチ的な)。

幸い、授業ではソーヴィニョンブラン、シャルドネ、アルバリーニョをテイスティング出来たのでとりあえず良かった。とはいえ、他の品種についても何かしら飲みたいと思っていたので、例の如く酒屋でワインを買って帰った。


1本目。ゲヴェルツトラミネール。もう一回言います。ゲヴェルツトラミネール。アルファベットで書くとGewürztraminer。

は?読めんのだが。

まず日本語。普通英語ってカタカナに直すと読みやすくなるはずなんだけどこれはどこで切れば良いか分からないしウに濁点とかほとんど使わないし、まるで難読漢字かと思うくらいの単語である。次にアルファベット。ドイツの品種なので見慣れない綴りだし、üが何言ってんのか分からなくて挫折する。高校の時にターゲット1000でたしか99番当たりにsimutaneouslyという単語が出たきたのを覚えているけど、何度も発音を確認した記憶が蘇る(ちなみに読み方はサイムゥルティーニアスリー、が一番実発音に近い)。

ヴァンドアルザス ゲヴェルツトラミネール 2011

テイスティング。色はミディアムでややゴールドかかっている。トロピカルフルーツ、アプリコットな黄桃、ライチの香り。とても甘口、酸味は抑えめ。ライトなボディでスッキリ軽い感じ。甘口なので正直個人の好みのタイプではないのだけれど、ゲヴェルツトラミネールの特徴を掴むには最適なワインかと。

2本目、アルバリーニョ。人生で初めてアルバリーニョという品種のワインを買う。

パソダスブルーシャス アルバリーニョ 2018

結論から先に言うと、美味しいワインだった。意中の人勝手くらい完璧なワイン。果実味と酸味、ドライな味わいとシャープな切れ口が最高。女優に例えるなら…と考えたけど普段テレビを殆ど見ないので例えの選択肢がないので残念。ただ一目惚れ(一飲惚れ?)したことは間違いない。

レモンを彷彿させるイエロー。完熟する前のやや早めに食べるパイナップルの様な甘さと酸味の絶妙なバランス。ドライで酸度が高く、とにかくスッキリ、でも軽口とは言い切れない味わいの楽しさがある。暑い夏に少し強めに冷やして、海沿いで、あるいは芝生の香りが心地よい公園で昼間からカジュアルに飲みたいワイン。

もう何年も前、何もない日に近くの公園で飲んだ日。気持ち良かった…こういう日が永遠と続けば良い。

というわけで今週は色々と飲んだ週だった。飲んだばかりではなく勉強もしないと…

まあでも飲むのも勉強の一環か。

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