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反論を避けてきた貴方へ

私は反論するのが苦手だ。
皆さんはどうか。

自分の意見をいつ、どんな時でも、曲げずに
自分を信じて相手に伝えられているだろうか。

もしそんな人がいたら是非ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願いしたい。

例えばこんな話がある。
8月に入社した、新人Aさんの歓迎会の話になった。

私「Aさんの歓迎会やらなきゃですね〜!」
Bさん「リモートしてる人もいるから、みんなが集まれる時がいいかな?」
Cさん「確か、11月にほかの会があるからそっちと合わせようよ〜!」

と、こんな調子である。

「11月だとちょっと遅くない…?」と
内心思うし、
なんなら遅くても当月にやった方がいいのでは?
と思う程である。

だが、私は

「そうですね〜11月合わせるのも良いですね〜」

としか言えなかった。

否定されたり、Noと言われるのが怖いのである。

自分の意見が無いわけでもないのに
人に合わせてしまう「癖」が付いている。
この「癖」ってやつが非常にやっかいだ。

まだ小さな会社なので、大企業ほど細かい役割は決まっていない。

なので、遠慮せず自分の意見を言ってもいいし、なんならポジション的には、むしろ引っ張る立場にあるくらいだ。

それでも言えなかった。

でも自分はいつもの事だから「仕方が無いな」と投げ捨てた。でも心のどこかではずっとモヤモヤしてた。

(別に私が決断したわけじゃないし、私の責任にはならないだろう)


上司に別件で話をしてた時に、ふと歓迎会の話をしてみた。そしたら、上司は私の意見と同じだった。

そして、自分の心の内も明かした。

それを聞いた上司は、
「仕事をする上で、自分のこだわりを持つのはとても大切なこと。仕事はチームワークだから協調性も大切だけど、 自分のやりたい事や伝えたいことがあるのなら遠慮する必要は無い。寧ろ、役割(専門分野)の中でリーダーとしてみんなを引っ張っていって欲しい。」と答えた。

ああしたい、こうしたいという「想い」があっても、相手に伝えようとする熱量=こだわり が無ければ何も変わらない。

こだわりは人一倍あると思っていたが、それは自分の心の中に留めているだけだった。

想いだけでは、こだわりとは言わない。

プライベートでも、思い当たる節は幾つもある。
1度OKを出したのに断った事も何度もあり、相手にはかなり失礼な事をしている。

長年染み付いてしまった癖はそうそう消えるものでもないが、ヒントを貰ったので少しずつ意識して過ごそうと思う。

同じ悩みを抱えてる人にも、ヒントになったら嬉しい。

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