最強の言霊「とほかみえみため」 #2
※「とほかみえみため」については私達日本人の大事な神話である古事記を読んでいることが大前提となります。
「とほかみえみため」のことは気になるけど、古事記を読んでない、という方は私の記事と併せて古事記を読んでみて下さい。
「とほかみえみため」〜神につながる究極の言霊〜 大野靖志著をベースに書いていきます。
たった8文字しかないのに、この8文字には膨大な意味が込められています。
先に、一言で言うなら「遠津御祖神(とおつみおやのかみ)、十神のすべての神様、微笑んでください」という意味です。
何のことだか分かりませんよね😆
では「とほかみ」からみていきましょう。
「とほかみ」には何人もの神様が含まれています。
そのうちの一人が、遠津御祖神です。
遠津御祖神とは「自分自身を含めたご先祖様のすべて」をいうそうです。
#1で 「私は先祖でできている」と言いました。
先祖を極限まで辿ると38億年前の原始生命体を飛び越えて、137億年前の宇宙の起源まで遡るとことができるんです。
つまり、私たち一人一人のDNAには、無数の先祖とあらゆる宇宙の記憶がストックされているのです。
すごくないですか?
こんなこと考えたこともありませんでした。
でもこれが、確かに当たり前のことなんですよね。
いわゆるビッグバンを日本の神話である古事記では何と言っているかというと、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)から全てが生まれた、と言っています。
これを神話的に表すなら、宇宙の神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、太陽の神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、地球の神は国常立神(くにとこたちのかみ)、先祖の神は遠津御祖神(とおつみおやのかみ)となるんです。
前回の記事でも書いてますが、
私達のご先祖様は神様なんです。
ここまではいいでしょうか?
神様はどこか遠くにいると思ってましたよね。ところが自分の中にいるという(^^;
全部、全部自分の内側にあったんです。神様は外側にあるのではく、内側。神様と人間は別々ではなかった!!
これだけでも「とほかみえみため」という言霊は最強なんだ、と思えますよね。
でも、もう少し書いていきます。
では次回も読んでくださいね。