Lv.9 「面接」と「面談」のちがい
こんにちは、ちゃんちゃんです。
今日は、面接と面談の違いについてお話ししたいと思います。
面接と面談の違い
転職活動において、両方(面接と面談)とも企業と候補者とFace to Face(オンラインも含む)でコミュニケーションをとることを指しています。しかし、面接と面談には微妙な違いがあります。
「面接」は企業側が主導権を持ち、候補者の経歴や志向などを確認する場です。
「面談」は企業側と候補者が対等な立場でお互いに対して質問し合い、理解をし合いながらお互いのマッチングを図る場です。
また、面接の場合は結果(合格/不合格)が存在することも、大きな違いのひとつです。
企業として何を重要視するか
僕は企業として面接の数より面談の数を増やす必要があると思います。理由としては、大きく二つ。
一つ目は、たくさんのファンが作れるから。
面談であれば、お互いがカジュアルに話せることもあり、現時点で会社に転職先として興味がないと考えている方にも出会えるチャンスが増えます。格式ばってはいないため、お互いが本音で話しやすいですし、そこで自然に会社の説明や魅力を伝えることができます。また、元々弊社のサービスを好きな方であれば、更にそのサービスを好きになってもらえる機会にもなります。人事としてユーザー(お客様)に影響を与える唯一の営業活動と言っても過言ではないと思っております。
二つ目は、候補者とたくさん会えるから。
日々書類選考を行う中で書類上マッチングするかしないかで悩むことは多々あります。しかし確実にマッチングすると判断ができないのに現場の面接官の時間を使うことは迷惑だと思う方が多いです。そのため、少しでも求める要件に足りないと思うとお見送りとする場合が多くあります。面談をすると書類上見えなかった良い部分や要件に足りない部分を上回るほどの経験をしている候補者もたくさんいるので、その点が面談で確認できます。
面談は人事としての唯一の営業活動
面談をこれだけおすすめする理由は、面談が人事としての唯一の営業活動だからです。
なぜならば、情報社会になっている今、各社ブランディング活動もしており、インターネットさえあれば、2次情報はいくらでも集められるからです。
求職者が知りたいのは直接社員から聞ける1次情報です。(当然イベントなどを開催すれば良いですが、いきなり行うには十分な準備と時間が必要です。)求職者のニーズを果たすには気軽に面談を行うことが手間もかからず、一番効果的だと思います。
カジュアル面談をするには?
まずは全ての現場面接に同席しましょう。面接では求職者の質問から状況や課題を聞くことができます。
たとえば、面接に同席することで実際の現場チームの雰囲気や、もっと具体的な業務内容、現在のチームの課題などを知ることができます。そして、常に同席することで現場との距離感も近くなり、一緒に採用活動を行っているようにチームとして一丸となれるチャンスにもなります。
※あくまでも以上の内容は僕が採用活動を行う中で学んだ知識です。必ず正解とは思っておりません。しかし、一度試してみても良いかと思います。