【11話】不動産仲介営業の稼ぎ方を知る事で、どの営業マンと付き合えば良いかが分かる。
こんにちは。不動産投資家兼「現役」不動産営業マンのちゃーなんです。
私自身の経験と数多くのお客様(投資家)から学んだ成功談、失敗談を伝えていき、皆さんのお役に立てればと考えております。
私の記事をご覧頂いた方には
☆不動産投資を始めてみたいと思った。
☆不動産投資における不安が無くなった。
☆投資戦略の軸が確立出来た。
☆1棟目が買えた!
☆家賃収入を得られた! 等々
となって欲しいと思ってます。
そう思いながら書いてます。
今回は、
『不動産仲介営業の稼ぎ方を知る事で、どの営業マンと付き合えば良いかが分かる。』をお話していきたいと思います。
不動産投資を真剣に勉強している方には雑談的なお話になるかもしれませんがご了承下さい。
ところで、皆さんは不動産を買う時にどんな営業マンと付き合っていますか?
☆大手不動産に頼めば大丈夫!
☆出来る営業マンに頼めば大丈夫!
などと安心していませんか?
私自身も現役不動産営業マンという立場ですが、
敢えて言います。
不動産会社や営業マンを頼り過ぎると痛い目に合う場合があります!
このお話をご覧頂く事によって、
☆営業マンの話を鵜呑みにして失敗しないようになります。
☆どの営業マンと付き合えば良いかが分かります。
最後までご覧頂ければ嬉しいです😁
まず不動産仲介営業は、
仲介手数料を稼ぐ仕事です。
基本これだけです。
そして、どのような時に仲介手数料を頂くかというと、
①お客様に不動産を紹介し、ご購入頂いた場合(購入)
②お客様の不動産を売却した場合(売却)
の2パターンです。
大抵の不動産仲介営業マンの収入は
インセンティブ(歩合)で成り立っています。
仲介手数料を稼げば稼ぐほど、自身の給与が上がります。
この仲介手数料を効率良く稼ぐ為にどうすれば良いかという事を常に考えております。
では、
普段どんな事をしているのか?
どうやって手数料を稼いでいるか?
をお話します。
会社の規模によって仲介手数料の稼ぎ方が変わりますので、
〈大手企業に勤務している営業マンの稼ぎ方〉と
〈中小企業に勤務している営業マンの稼ぎ方〉
に分けてお話しします。
まず、〈大手企業のケースです〉
大手企業は、会社のブランドがあるので、
〈不動産を売りたい〉というお客様が多く集まります。
お店に商品が多くあるようなものです。
お店に商品が多くあれば、それだけ買いに来るお客様も多く集まります。
そして、
反響が入ったお客様とアポイントを取り、物件をご案内します。
決まれば、
☆買主から仲介手数料を頂けます。
☆売主からも仲介手数料を頂けます。
買主・売主の両方から仲介手数料を頂けます。
いわゆる「両手」というやつです。
決まらなかったとしても別の物件に振り替えて決めれば仲介手数料が入ります。
大手仲介営業マンの中でも、
稼げる人は、
☆多くの売主から売って欲しいと任される
☆売る物件を多く持っているから購入検討者リストがたくさん集まる
☆売る物件を多く持っているから両手成約が多くなる
☆購入検討者リストを多く持っていれば他の物件に振り替えられる
☆大手企業の看板なしでもお客様や物件情報を集める人脈がある
というサイクルが出来上がっています。
また、結果を出せば大口案件や取りこぼしが出来ない案件がどんどん回ってくるので、それだけで手いっぱいです。
ましてや、大手企業は労務管理が徹底されているので残業も簡単に出来なくなっています。
そのような環境から出来る営業マンの中にはこのようなケースがあります。
★多くの案件を抱えていて1件1件丁寧に対応が出来ない。
★残務に追われ、新規情報をコンスタントに提供出来ない。
★売り物件を集める事に注力し、購入検討者への営業をあまりしない。
★両手が取れる物件を優先的に勧める場合がある
「良い情報が出たら紹介しますね。」と言ったきり、
営業マンから音沙汰がない事ってありませんか?
大手企業の営業マンは、多くの案件を抱えている事もあり、
数字にすぐ直結する仕事から優先的にこなしていきます。
出来る営業マン程そうします。
なので、出来る営業マンはこまめなフォローはしません。
また、効率よく手数料を稼ぐ事を考えますので、
「良い物件を紹介する」よりも「両手が狙える物件を紹介する」という営業マンも存在するという事を頭の片隅に置いておいて下さい。
出来る営業マンから「この物件はイイですよ!」と言われても鵜呑みにしないで下さい!
しっかりと物件を見定めて下さい!
営業マンに頼り過ぎは禁物です!
大手企業を窓口にする場合は、
敢えて若手や中堅の営業マンを窓口にしてみると良いかもしれません。
若手や中堅営業マンは抱えている物件が少なかったり、知識が浅く、頼りない部分もありますが、何よりも時間があります。
1件1件に時間をかけられますので、購入検討者へ物件情報を定期的に提供出来ますし、余計な事を考えずお客様の条件に合った物件を紹介しようとします。
仮に話が具体的になった場合でも、その時はベテラン営業マンがしっかりフォローしてくれます。
続いて、〈中小企業の営業マンのケース〉です。
中小企業の営業マンは大手と比べて売物が少ないです。
売物が少ない為、購入検討者の数も限られます。
その為、
1件1件のお客様を大切にし、決める為に必死に物件を紹介します。
ある意味、私自身、投資物件を探す時は、
大手不動産営業マンよりも中小企業の営業マンを頼りにしています。
楽街や健美家のようなサイト毎日見て自分だけで物件を探すのは大変ですよね。
そんな時に、中小企業の営業マンからの物件紹介メールや連絡が意外とありがたいと感じます。
※しつこいと感じさせる営業マンもいますが・・・。
忙しくてなかなか物件を探す時間がない方は、
中小企業の営業マンに相談するのが良いかもしれません。
また、一つの企業だけではなく、複数の企業に相談をする方が良いと思います。
中小企業は売物が少ない為、両手成約が狙いにくいです。
ゆえに、
純粋にお客様の条件に合った物件を紹介しますので、思わぬ物件との出会い・ご縁があるかもしれません。
最後までご覧頂きありがとうございます😄