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【21話】買い控え始まる。

こんにちは。不動産投資家兼「現役」不動産営業マンのちゃーなんです。
現役20年目になりました!

私は、本業の不動産仲介で都心・城南エリアを中心に新築・中古マンション、土地、戸建て、1棟マンション、1棟アパート、ビル等の売買を行っている傍ら、プライベートで不動産投資を行っております。

1都3県で木造アパートを中心に買い進めています。
基本戦略は自己資金温存/フルローン/バリバリレバレッジで、月のキャッシュフローを厚くしてます。
今は3棟所有しておりますが、自己資金5000万円以上を温存し、4棟目を検討中です。

私自身の経験と数多くのお客様(投資家)から学んだ成功談、失敗談を伝えていき、皆さんのお役に立てればと考えております。

私の記事をご覧頂いた方には
☆不動産投資を始めてみたいと思った。
☆不動産投資における不安が無くなった。
☆投資戦略の軸が確立出来た。
☆1棟目が買えた!
☆家賃収入を得られた! 等々

となって欲しいと思ってます。
そう思いながら書いてます。

私自身が都内のサラリーマン大家なので、エリアは首都圏かつサラリーマン大家の為のお話が中心になります。

今回は「買い控え始まる。」についてお話をしたいと思います。

不動産高いですよね!

マイホームの購入検討者から本当に良く聞かれます。
「今買うべきでしょうか?」と。

私の独断と偏見ですが、大抵このように回答してます。
「よっぽど買う理由がないのであれば、買わない方がイイです。」と。

正直不動産の永瀬ばりに思った事を言ってます。

でも、営業って面白いのが、
買いたい気持ちがあるお客様は、営業マンが否定をすると、火が付くんですよね。

この質問をすると火が付くお客様とそうでないお客様とはっきりするので、営業という観点で見れば、追いかけるべきお客様なのか明確に分かるので使っているというのもあるのですが。

あと、買い替えとかで、儲けが出るなら話は別です。

初めてマイホーム購入を検討しているというお客様にはこのタイミングはお勧めしていません。

私なら絶対に買いません!!!

なぜ、ここまで強く言うかと言うと、
新築一戸建てや新築マンションを販売する業者が、今高すぎて売っても儲からないので土地仕入れを控えているからです。
全ての業者ではないですけどね。

売る側が高すぎるから販売したくないって言っているのに、さらに利益が乗っかっている物件を買いたいと思うか?
という事です。

昨年までは、どの業者も元気に動いていました。
「どんな案件でも検討しますので、土地の売却相談が来たら是非ともご相談下さい!」と営業も積極的にきていました。

ところが、今年に入ってからは極端に営業に来る業者は減りました。

とは言え業者買取契約はまだまだあるのですが、契約内容にも異変が起きています。

・ローン特約を付けさせてもらえないか?
・引き渡しを1年後にしてもらえないか?

通常、業者が買主の場合、ローン特約は付けません。

※ローン特約とは、売買契約後、ローンが通らなかったら白紙解約が出来るという特約。

要するに、一種の「保険」です。

万が一、契約から引き渡しまでの間にリーマンショックのような事が起きた場合にいつでも解約が出来るようにする為です。

引き渡し1年後というのは、今年の売り上げの見込みは出来たが、来年の販売の見通しが全く立てていないから不動産市況がおかしくならない内に来年の売り上げの見通しを立てておきたいという表れです。

業界内では、ヤバイよヤバイよって感じですが、世間一般ではまだこのリスクには気付いていないというギャップがあります。

本当にババを引くタイミングは近くまで来ている気がします。

そんな状況の中でも、私達は売りたい買いたいを結び付けなければなりません。

「売れる物件の見極め」が超絶大事です。

私達は、毎日物件情報を見ているので「これは、秒で売れるな」というのがすぐ分かります。

でも、売主から今高く売れるし、この金額で売れたら1千万以上儲かるから頑張って売って下さい!って頼まれる事もたくさんあります。

このように、ちょっと売るには厳しいなという物件も売らなければいけません。

何をお伝えしたいかというと、信用出来る営業マンと付き合う事が大事です。

お客様がこの物件良いかもと思っても、この物件は辞めておいた方が良いと根拠をもって否定してくれる営業マンは信用出来ます。
そういう営業マンは私の周りにもいます。

物件のご縁も大事ですが、人とのご縁も大事だと私は思います。

最後までご覧頂きありがとうございました😁








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