におう男 T
まいど
超速バギーのハマムラです。
花粉も飛びまくるこの現代社会。
みなさまいかがお過ごしですか?
わたしは鼻ズルズルモゾモゾです。
今日はわたしの友人Tについてお話ししていきたいと思う。
この友人Tという男は仕事は飲食関係である。
昔から自炊で料理をし、腕前もなかなかの男であった。
余ってる材料でちゃちゃっと料理を作ってくれるのでそれはわたしのような貧乏人にとっちゃマジで命の恩人、命の母であった。
一度ソーセージにあんかけをかけた、死ぬほどエロいパスタを作ってもらった時は衝撃だった。
そしてこのT、性格がとっても兄貴っぽいのである。
人に奢ってあげたり困ってたら助けてくれるそれはそれはめっちゃ兄貴肌なのだ。
とにかく情にあついのである。
終戦後の自警団を彷彿とさせる。人情!
義理人情!!!
マジあっぱれな性格。
情で湯を沸かせるほど熱い!
一度お〜いお茶の冷たい缶しかなくてホットが飲みたいと言った子に情でホットにしたこともある。
すみません。それは嘘です。
がしかし!!!
このTという男、俺が言うのもなんやがモテないのだ。
モテてるところを見たことがない。
オシャレで情にあつくワインにも詳しい。そしてなによりもこの兄貴肌。
なぜかモテないのだ。
なぜモテないのかいろいろ考えたら気になる点が1つ見つかった。
Tという男。
におうのだ。
この「におう」は体臭を指すにおうではない。
動詞の「におう」である。
外食したときに料理が出てきたから。
鼻をすごく近づけて「シュン!!!」と音を立ててにおうのだ。
かっぱ寿司でも、マクドナルドでも
鼻を近づけて
「シュュュン!!!」
におうのだ。
これはおれは良くないと思う。
おいしそーーーーう♪といってにおうのではない。
すっごい眉間に皺を寄せて
目を細めながら
「シュン!!!!」
におうのだ。
何度も言う。
良くない👎
マナーが良くない。築き上げてきたものをすべてクラッシュさせる所作。
鼻クラッシュである。
鼻クラッシャー。
たぶん料理人としてのプライドとワインソムリエとしてのプライドの掛け算で産まれてしまった負の産物である。
昔はそんなことしてなかったから。
負の産物がこの10年間ぐらいの間に産まれてしまったのである。
グレムリンだったのに水をかけてしまったらギズモになった。
こういうことである。
知りあいのお店に先日食事をTと食べに行った。
その時おれは
「たのむでーにおわんとってくれよー」
と心の中で思っていた。
まずおつまみで板わさが出てきた。
私「たのむでー。やめてくれよー」
T 「ええやん!板わさ!」
私「よしよし。そのまま食べてくれよー」
眉間に皺を寄せるT
私「あかん!」
目を細めるT
私「、、、」
鼻を板わさに近づけるT
T「シュン!!!!」
はいやってもた。
もう毒入ってるか確認みたいなってるのよ。
誰も信用できない王様みたいな動きせんとってくれ。
この令和の時代毒を盛るシェフなんかおらんから。
なぁ?フジモト。
(北の総書記専属料理人)
そんなんええねん。
ええから普通に楽しく食べてほしい。
メインのモダン焼きが出てきた。
T「ええやん!おれ粉もんすっきゃねん♪」
それはよかった。ごきげんさん♪
さぁさ、普通にお食べ〜♪
T「シュン!!!」
もうそれやめ。頼む。やめ。よ
シェフも不思議そうな顔している。
T「うまい!!!」
一つ動作が多いですよ。Tさん。
じゃあハマムラよ。おまえの友人なら注意したれよって言われそうやけどわたしは最初に言いましたよね?
兄貴肌。
なんです。いやもう親分なんです。
それは言えない空気感を纏ったお方なのです。
シブイんです。
言えないです。。。
彼はたぶんデートでもそれをしてるんやと思う。きっとそれは女性には好かれないでしょう。
なんか英文訳したみたいなったけども。
それさえなおせばモテるんかな。
まぁ人にはクセってもんがあるからね。
おれはそういうのも込みで付き合ってるからええねんけども。
まぁこうしてnoteに晒してるからおれが一番クセ悪いんかも。
次寿司行こって誘われたな。
またにおうんやろな。
もうにおうのを楽しみになってきた。
歌舞伎の見得を切るに近いものがある。
みんなのまわりにはクセある友人っている?
いたらまた教えてな!
どうもありがとぅ♪🍎🍑