大人になってからこそ、「おジャ魔女どれみ」を見た方がいい理由
こんにちは、ふっぽじOLのあけちゃんです。
みなさんは「おジャ魔女どれみ」ってご存知ですか?
おジャ魔女どれみは、私の世代(1992年生まれ)の幼少期に放送していた魔女っ子アニメ。カラオケでは初代OP「おジャ魔女カーニバル!!」がアニソンランキングによく入っているので、なんとな〜く知っている方は多いのではないでしょうか。
▲公式サイトより引用
今年で生誕20周年を迎え、記念作品として映画が公開されるほど人気のある作品です。
私は、リアルタイムで全部見ていましたので、もちろん話はバッチリ覚えています。
…と言いたいところですが、あれから約20年が経過。
キャラクターの名前こそ覚えているものの、具体的な内容はほとんど覚えていませんでした。←
そんな折、あららららら劇場の企画でおジャ魔女どれみ1番コフレに挑戦することが決定。このままでは、自分が楽しみきれないと思い27歳にして見返すことにしたのです。
▼無事撮影が終わった動画
そして、おジャ魔女どれみを見返していくと、
“大人になってからこそ「おジャ魔女どれみ」を見るべきじゃん!”
と思ったので今回はその理由をまとめてみたいと思います♩
おジャ魔女どれみって?
wikipediaさんが綺麗にまとめてくださっているので、あらすじを引用させていただきますね↓
ドジで妹の春風ぽっぷからもバカにされる自称「世界一不幸な美少女」の小学3年生・春風どれみ。魔女に憧れ、好きな人に告白する勇気を魔法で手に入れたいと思っていた彼女は、ひょんなことから本物の魔女・マジョリカと出会う。この時マジョリカが魔女であることを、どれみが見破ってしまった為に、マジョリカは魔女ガエルの呪いの力により魔女ガエルとなってしまう。
魔女ガエルに変えてしまったマジョリカを元の姿に戻すため、どれみは幼なじみの藤原はづき、転校生の妹尾あいこ、後にはどれみの妹春風ぽっぷと共に魔女見習いとしての修行に励んでいく。
はい。ざっくりまとめると、魔女ガエルになってしまった魔女(マジョリカ)を元に戻すため、魔女見習いとして修行する(させられる)お話です。
▲公式サイトから引用。魔女ガエルverのマジョリカ可愛い…。
おジャ魔女どれみはテレビ放送では4シリーズまで制作されていて、各シリーズで物語のテーマや見習い服、どれみたちが働いているMAHO堂というお店の業態が変わっていきます。
<第1シリーズ おジャ魔女どれみ(無印)>
魔女見習いとして修行する様子がメインのお話。主人公のどれみ・幼馴染のはづき・転入生のあいこ・おんぷが登場します。MAHO堂では魔法グッズを販売。
▲公式サイトより引用。おんぷちゃん。
<第2シリーズ おジャ魔女どれみ♯>
魔女の赤ちゃん「ハナちゃん」をどれみ・はづき・あいこ・おんぷで育てていくのがメインのお話。子育ての大変さを、見てるこちらも学べる展開になっています(笑) MAHO堂はガーデニングショップになりました。
▲公式サイトより引用。ハナちゃん。
<第3シリーズ も〜っと! おジャ魔女どれみ>
どれみたちを魔女にすることに反対している、魔女界の偉い人たち(元老院)に認めてもらうため、パティシエ試験に挑戦するのがメインのお話。今までのキャラクターに加え、帰国子女のももこが増えました。これにより、人種差別など国際的なテーマの話も入ってきます。
MAHO堂はお菓子屋さんに。個人的には一番好きなシリーズです。
▲公式サイトより引用。ももこ。
<第4シリーズ おジャ魔女どれみドッカ〜ン!>
どれみたちに会いたい!との思いで成長とともに魔女の証である水晶玉が割れてしまったハナちゃんが、魔女見習いとしてどれみたちと一緒に過ごすお話。どれみたちからすると、育てた娘が同じ学校に通うということに。笑
▲公式サイトから引用。成長したハナちゃん。
並行して、人間との悲しい記憶から眠りについてしまった先々代の女王さまを覚ますため、女王さまの子供たちとの思い出の品をつくることに奮闘します。そのためMAHO堂は雑貨屋さんに変身します。
ちなみに、1話約20分で1シリーズ50話くらいあるので、名探偵コナンでいう「黒ずくめが登場する話」だけつまみ見ていってもおもしろいです。笑
どこで見られるの?
2020/7/31現在は、U-NEXT、dアニメストア、Amazonプライムビデオ等で見ることができます。dアニメストア、Amazonプライムビデオは月額500円くらいなので1回お昼を我慢したら見れちゃいます。笑
ちなみに私はアマプラ会員だったので、そのまま追加課金なしで見ることができました。(やったー!!!笑)
見た方がいい理由①人との関わり方を学べる
そろそろ本題に入ります。笑
おジャ魔女どれみを見た方がいい理由1つめは「人との関わり方を学べるから」です。
おジャ魔女どれみでは、アニメ作品では珍しく主人公たち以外のクラスメイトにも全員名前がつけられています。そして、それぞれのキャラクターにそれぞれの性格や物語が存在し、作中で描かれていきます。
この意図に関しては、クラウドファンディングでプロデューサーの関弘美さんがこのように語られています。
ほかのアニメ作品では、クラスメイトはクラスメイトA・Bと語られることが多いですが、どれみは全てのクラスメイトに名前がついていて、人物設定があって、いつも同じ席に同じ子が座っている、ちゃんとした教室を描きました。それは佐藤監督がやってみたかった手法でもあり、とても大変な作業でもありました。そこを手を抜かなかったのは、見てくれる子供たちにとって、どれみたちになりたいという憧れではなく、どれみ達と友達になりたいと思ってもらうというのが一番大切なコンセプトだったからです。
描写方法は、とってもリアル。
第3シリーズ「も〜っと!」で登場する、不登校になってしまった「かよこちゃん」を例にあげてみます。学校に来れなくなった原因がわかる→解決→学校に行けるようになる、を1話で描写することも可能ですが、おジャ魔女どれみではそれはしません。
実際に不登校になってしまった子どもたちが簡単に学校に来れるようにならないという事実そのままに、3話という長さで解決まで導きます。しかも、前編・中編・後編と3週連続で終わるのではなく、間に数話全く違う話が入り、時間経過もリアルに描かれています。
おジャ魔女どれみでは他にも、嘘つき癖がある子、親が離婚した子、ぶっきらぼうな子、高飛車な子、ルールに厳しい子、気が弱い子など、実に様々なタイプの子どもたちが登場します。
これによって、
「●●な性格の子はこんな風に感じてしまうんだ」
「▲▲みたいな環境で育つとこんな視点が生まれるんだ」
と様々な気づきを得ることができ、人との関わり方のヒントを得ることができるんです。
見た方がいい理由②自分を見つめ直すことができる
様々なクラスメイトたちのストーリーを見ることで、自分を見つめ直すことにも繋がります。
例えば、私はよく「几帳面で真面目」と見られることが多いです。
そして第4シリーズ「ドッカ〜ン!」6話でフィーチャーされる「けいこちゃん」も几帳面で真面目な性格。彼女はルール通りにすることが正しいと考え、学級文庫のルールを守れないクラスメイトにツンとした態度で接してしまいます。
そんなけいこちゃんですが、“誰にでも失敗や間違えることはある”ということをハナちゃんと過ごす中で知り、自分の態度を振り返ります。
このストーリーをみたとき、私は「もしかしたら周りからこんな風に見られてたのかもしれないな」と感じました。そして、自分の身の振る舞い1つで「もしかしたら誰かを傷つけてしまっていたのでは?」とも思いました。
様々な性格のや家庭環境のクラスメイトたちなので、誰かしら自分と共通点がある子がいるはず。その子を通して、自分を見つめ直すキッカケを得られると感じました。
見た方がいい理由③明日も頑張ろうという気持ちになる
最後の理由は、ズバリ!元気をもらえるからです。
こんなにギャグ展開のアニメだったっけ?と思うほど、コメディ。たとえしんみりした回でも必ずギャグ要素は入ってくるので、気落ちせずに見ることができます。
そして、何かトラブルが起きても決して諦めず、課題解決に挑むどれみたちの姿。魔女見習いなんだからどんなことも魔法で解決すればいいのに、最初から魔法を使おうとはしないんです。まずは自分たちの力でやってみる。それでも本当にダメなときや、閃いた解決策を具体化するために必要なものを出すために魔法を使う。
こんな前向きな姿勢は、見ているこちらも「前向きにまずは自分の力で頑張ってみよう!」という気持ちにさせられます。
もちろん、現実世界ではアニメのように何でも解決するわけではありません。でも、それでも。おジャ魔女どれみはキャラクターたちの苦悩も描きながら物語が展開されていくので、何かしら頑張るためのヒントをもらえるなと思います。
終わりに
パラパラと綴ってみましたが、いかがでしたか?おジャ魔女どれみは大人になってからこそ見るべきアニメだ!というのが、少しでも伝わったら幸いです♩
まだまだ語りつくせないことも多いので、また折を見ておジャ魔女どれみに関するnoteは書いていこうと思います(^^)
こちらのnoteでは不定期ですが
・後悔しない人生を送るためにしたほうがいいこと
・あけちゃんがそのとき推したいテーマ
・あら劇のこと
・お仕事のこと
などなど、自由気ままに綴っていく予定です。
「読んだ人がちょっとためになる」文章を綴っていきたいなと思っていますので、よければ「スキ」「Twitterのフォロー」いただけると嬉しいです♩
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^)