幼児のような友情を求めている 二次性徴が来る前の 社会的な体裁なんて関係ない頃の 掴み合いの喧嘩ができた頃の 鬼ごっこの、勢い余ってもつれあって転げた頃の 美味しいものは半分こするのが普通だった時の ティアラとドレスに憧れていると、堂々と言えていた頃の 25歳が近づくと、そういう友情はどんどん遠い存在になる 男女がふたりで出かければ、デートというらしい。好きだという感情はどうしたって、どこかに性愛を含む感情を期待させてしまう 掴み合いの喧嘩をするとき、もはや
成人したからこそできる嬉しいことの一つに 私は親とのサシ飲みを挙げたい 父とのサシ飲みでも母とのサシ飲みでも、 その時間は親子を超えて、対等な大人になれたように感じる 私の両親はとても強い人たちだ だからこそ彼らと酒を飲む時 守られてばかりだった子供から 少しは同じ目線で語り合える仲になれたかな? と考えてしまう 友と酌み交わす時のように 両親が抱く個人の価値観、祖父母との思い出、 あるいは愚痴を聞かせてもらえること 夢を語り合えること それがただただ嬉しい 父や
他者との違いを感じて、自分ってちゃんと居るんだなあって気持ちもなんか分かってきた
理解できないものに対して 押し付けられた価値観でしぶしぶ自分を納得させる気にはならない (社会性を保つための体裁は整えることが前提として。あくまで自分の内面の話) 自分が経験した道のりから納得出来る言葉を最初の納得にしておきたい そのための、言葉が存在しない時間はあって良いと思う なぜなら自分に初めに定着させた言葉や価値観は一種の刷り込みに相当するから どうせ考え方は変わる、言葉も変わる 真の納得までの道のりは一生歩いても終わりはないと思う とはいえ 急に差し込ま
パートナーとの旅行が心地良すぎた 帰ってきてからの夢見がいい 一緒にいるとちゃんと眠くなって、お腹がすいて、ご飯が美味しくて、息もしやすい ほんとうにありがたすぎるな
遺族に保険金が支払われる収入保障の契約を見送った。生きて恩を返そうという気持ちを固める
所詮自分が発する言葉は既に誰かが何かしらの形にしている それは仕方がない ただ、「誰々みたいだね」という言葉は残酷だ 私は私である 私の言動に対して、勝手なイメージを押し付けないでくれ 私を無かったことにしないでくれ 時々、本や漫画を受け付けなくなる せっかく自力でたどり着いた感情が、ドラマチックな架空の人物に上書きされている気分になるから 自分が物語の人物が発したのと同じそれを発してる(笑)と思われるんじゃないか、と考えてしまうのも嫌になる 同じ言葉にたどり着い
ぽろぽろ記憶を取りこぼしてしまう。 すべてを忘れられたらどれだけ楽だろうとは時々思うけど…今じゃない!
人に認められた成果も努力もなにもかも、他人を貶す権利にはならんよ、と思う
いそがしいと目が冴える体質なので、眠るのを諦めて せっかく理性が効かない時間帯だからと、 昼間の自分じゃ自分にしてあげられない、思い切りが必要なことをしてみた 具体的にはNISAを始めて、通販を覗いて、漫画をまとめ買いして一気読み 気が済んだところで午前3時過ぎ この時期は夜になると、町が深い霧に包まれる ここにいるのもあと数年(の予定) きっとあっという間だろうな とか考えながら、ぼやけた窓の外を眺める 街灯の明かりも霧のせいで地面まで届かないからか 町の重心が
一人旅で、SNSで、友人関係で、研究室の人付き合いで、気づいたこと ・立ち呑み屋やカフェやバーで出会った人達と話すのは楽しい ・孤独や親密さに物理的な距離は関係ない ・過ごした時間が長いからと言って、分かり合えるとは限らない ・反りが合わないことが後になって判明することもある ーーーーーーーーーー 普段いる場所がどうにも最近息苦しくて、 美しいと思えるものが自分とあまりに違う、自分の言葉は響かないと線を引いたものから、気持ちを外へ外へと向けてみた すると上に挙げた
真に分かり合うことは不可能ということ やっと理解してきた。 それが不快じゃない自分もちゃんと居るっぽい
この時期に漂う、丸みのある甘い香りの正体がニセアカシアだということを知った。 この香りを嗅ぐと、幼い頃よく連れていってもらった海沿いの遊園地の、カラフルなプードルのショーを思い出す。観客席で嗅いだ香りに似ているのだ。 つい最近まで、あのプードルは甘い香りの香水を纏っていたのかしら…と思っていたが、ステージの近くにニセアカシアが植わっていたのかもしれない。 遊園地は何年も前に閉園して、建物は何も残っていない。 けれど、毎年ニセアカシアの匂いがその遊園地で遊んだ記憶を思い出
各方面で、1度交流が収まったひとたちと連絡を取り合うことがあった。 対人関係はいかなる時もしてもらってばかりで、私は何もできなくて、フェアじゃないなと打ちのめされてしまう。
地熱のような人々はその温もりで自身を焦がしてしまうのか。とおもう事がありました。 自分とあまりに異なるその様は まるごと全て愛おしい
「ぼくが目になろう」そういったあの子の結末は「ぼくから食われよう」 零る吾を掬い上げる声きみが夜を射る黄丹の光だったか(再) 灼熱の追い風おれを巻き上げて迷いは全部焼き切っちゃって(再)