産婦人科受診④ 手術を選択。その理由。
2023年9月27日。
稽留流産の診断を受けた翌日。
今後の処置について、相談のため受診。
一晩考えて、手術を受けることを選択。
意識下での処置に耐える勇気がなく、全身麻酔ができる病院への紹介を希望した。
この日も主治医はとても穏やかに、しっかりと言葉を選んで、真摯に話をしてくれた。
総合病院への紹介状も、その場で書いてくれた。
やっぱりすごくいい先生だな。
ぼんやりとそんなことを考えていた。
ちなみに看護師さんや受付スタッフさんもとても良い方で、たぶんこの日は、妊婦さんと鉢合わせないで済むような予約時間にしてくれていた。元々わりと空いてるクリニックではあるけど、それにしても空いていた。ありがたい。
次回に続きます。
自然排出待機ではなく、手術を選んだ理由
自宅で大量に出血してしまうことや、強い痛みが訪れることが恐怖だった、というのが、まずは大きな理由。
また、夫が次の妊娠に対してポジティブでいてくれているので、早めに妊活にトライしたいと感じたのも理由のひとつ。
それからなんとなく、自然に出てくるまではすごく長い時間がかかるんじゃないかな、という感じがしていて。
妊娠が分かってから今の今まで、一度も出血したことはなかった。下腹部の痛みも、ほとんど感じたことがなかった。
(だからこそ、流産の宣告はとても辛かったのだけど…)
ちょっとスピリチュアルかなと思うけど、今日まで私に痛みを感じさせなかったのは、この子の優しさなんじゃないかな、と解釈した。
だからきっと、自然排出を待っても、「なかなか出てこないね、手術しましょうか」ってなるんじゃないかな、と。
手術を前日に控えた今も、出血や痛みはまるでなく、もしかして普通に生きているのでは?心拍が復活しているのでは?などと錯覚してしまうほど。
残念ながらその奇跡は、起こらないのだけど…。
この記事を読んでくださっているかたは、もしかしたら私と同じような状況で、選択を迫られているのかもしれないですね。
抱きしめてあげたい気持ちです。
本当に、こんなつらい思いは、誰もしてほしくないのにね。
どらちを選んでも、メリット・デメリットが必ずあります。主治医とよくご相談の上、ご自分の気持ちに正直に、選ぶのがよいと思います。
よーく悩んで決めたけど、やっぱりちょっと怖いな。
がんばります。
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