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洗面台の片付けレポ

今回はOさんのお宅で整理収納のアドバイスを行った時の方法やビフォーアフター、すぐに使える解決策などをお話ししていきます。

こんにちは。整理収納アドバイザーのちゃむです。

Oさんが特に気になっていたのは、洗面台にある化粧水などの化粧用品が散乱していることでした。こちらがその写真です。(掲載許可いただいております。)

収納の箱はあるけれど収まっておらず、定位置がはっきりしていないためどこに何があるのかわからないという状況でした。

Oさんの理想としては、

・モノが取り出しやすい
・定位置が決まっている
・散らからずにスッキリする

というものがヒアリングをするうちにでてきました。
理想を明確にした上で、それに近づけていけるように整理を始めます。

初めにすること

まず最初にすることは要不要を区別すること。
整理=全て捨てることだと思われがちですが、

整理とは「使う・使わない」で区別することです。

まずは全て取り出し、一つずつ区別していきます。

箱から全出し

区別するうちに、「使っていないけれど持っておきたいモノ」が出てきますよね。そんな時は、このフレーズに注意してください。

「高かったから捨てるのがもったいない」
「いつか使えるかも」

このフレーズが出てきた時は片付けのチャンスが眠っています。

部屋が散らかる原因の8割はこういった思いのあるモノが増えることによって起こります。

そのため、「使っていないけれど持っておきたいモノ」がでてきた時は

「意識して使うようにする」
「今使っているモノが別にあるから、ストックとして保管しておく」
「『いつか』は来ないから手放す」


など、さまざまな選択肢があります。
ぜひご自身で納得のいくように選んでみてくださいね。

Oさんは、普段香水を使いますが動線的に「洗面所に来て香水をつける」という習慣がないため、使うことを忘れてしまうとおっしゃいました。そのため、香水は玄関に置いて家を出る直前につけるように変更して、洗面台には置かないことを決めました。

香水たち

また、クシが3つあり、うち2つは用途が同じだったので1つ手放すことを決めました。

手放したクシ

ここで緊急問題発生

整理をしていくうちに、Oさんが、「いい収納をみつけました!」と嬉しそうに収納を見せてくださったのですが、

それはなんとお菓子の空箱でした。

3つの区間に分かれる白いお菓子の容器

お菓子の空箱はNGです!!

なぜかといいますと、
それは製作者の意図に関係してきます。

製作者の意図とはなんなのか?

解説していきます。

モノはもともと、製作者の方が
「こういうふうに使って欲しい」という願いを込めて作っています。

ではお菓子の箱は何のために作られているのかを考えてみましょう。

「中身が崩れないように保護するため」
「お菓子がより美味しく見られるよう配置するため」

などが挙げられます。

「収納として使ってもらうため」に作られたお菓子の箱であれば意図通りですが、今回使っていた箱はその意図がありませんでした。

そのため、その空箱は捨ててきちんと収納としての機能があるモノを買うように勧めました。

定位置を決める

「使っている•使っていない」で判断したあとは、使っているモノの定位置を決めることをやりました。

使用頻度の高いモノから取り出しやすい場所に入れていくのがポイントです。

手前の方がより取り出しやすいので、
毎日使うモノは手前に、週に数回使うモノは後ろの方に配置することに決めました。

一つの箱に収めることができたので、収納を買う必要はありませんでした。

必要なモノのみ選んだ際に、もし収まらなければ収納を買うのもOKです。

ただ、最初にやることは収納を買うことではなく要不要を区別することなので、そこを意識するのが重要です。

ビフォーアフター

ビフォー
アフター

大分スッキリして、Oさんの理想である

・モノが取り出しやすい
・定位置が決まっている
・散らからずにスッキリする

というのが叶っている状態になりました。

ぜひ片付けの参考にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました⸜❤︎⸝

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