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井上尚弥が強過ぎる

もう何万人も思って発している事だが井上尚弥が強過ぎる

ボクシング大型イベントLEGEND、井上尚弥と比嘉大吾の対戦

比嘉大吾とは格が違かった。そう言わざるを得ない。15連続KO。元世界チャンピオン。肩書きだけでも十分。しかし比嘉は実績以上の強さもある。そんな一流のボクサーを子供扱いした。

昔スパーリングをした時と今も差は変わっていない。比嘉君も成長していると思うけど僕もその分成長しているので。レベルの違いを見せれたと思います。井上にしては珍しく強気な発言に感じた。

見て貰った通り。今は尚弥さんに挑戦するのは厳しいと思います。ただいけないところではない、今後の自分次第。沖縄県人らしく明るく常に笑顔の比嘉大吾も今回ばかりは曇りがちだ。仕方が無いのだろう。それ位の差はあった。

井上尚弥は昔からパンチ力が強過ぎて試合の度に拳を痛めていた。試合用の8オンスのグローブは薄い。スパーリングで使う16オンスのグローブで試合がしたい。それでも倒せる自信はあると言っていた。相手を舐めている訳ではない、深刻な悩みだった。

井上尚弥を襲う不安要素。拳の怪我、減量苦、減量からくるパフォーマンスの低下。今回はそれら全ての不安要素が無かった。縦横無尽にリングを動き回り、高速ステップ、ノーガード、乱打戦。全てで観客を魅了した。まるで高尚なショーを見ているかのようだった。常々言われている井上尚弥はスパーリングが一番強い。それの片鱗が見れたのかもしれない。目が離せずワクワクした。

ショートで打つパンチの一発一発が重い。他の選手がフルスイングする威力を井上はショートで持っている。どういうからくりなのか知りたい。

目も良い、とにかくパンチを貰わない。神技とも言えるディフェンステクニック。往年のパーネルウィティカーを思い出させる。ウィティカーとの違いは井上は倒せるところか。正しく無敵だ。

井上は恐らく後二階級は上げるだろう。それでも負けないと確信した。バンタムなら尚更敵はいない。

昨年は一試合のみ。もっと井上尚弥の試合が見たい。コロナ渦での試合枯れが悲しい。全てを与えられた天才も神様の試練には逆らえない。

早くコロナ渦が終わることを願うばかりだ。

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