Kei Taniguchi

街を少し外れたところにカミツレ(カモミール)の花が咲いていたのを見た。彼らは、凛とした美しい顔をしていた。その花の花言葉は『苦難の中の力』。困難を乗り越えたその場所で彼らは咲いていたのだ。 ここでは私自身の苦難から摘み取った種を蒔くことにしよう。いつか花開くことを信じて。

Kei Taniguchi

街を少し外れたところにカミツレ(カモミール)の花が咲いていたのを見た。彼らは、凛とした美しい顔をしていた。その花の花言葉は『苦難の中の力』。困難を乗り越えたその場所で彼らは咲いていたのだ。 ここでは私自身の苦難から摘み取った種を蒔くことにしよう。いつか花開くことを信じて。

最近の記事

今だからこそ、、

今、教育実習に行っている。 既に始まってから約2週間が経過している訳だが、ここまで本当に色々な事が起こった。紆余曲折を経て、無事に残すところ1週間となったこの教育実習の中で、私は実感した事がある。 それは、、、、 『先生』は言葉では言い表せないほどの苦労と引き換えに、生徒に愛を注いでいる。 残念ながら、当時(中学生)の自分にはその愛の大きさに気づく心が無かった。しかし中学校卒業から7年が経過した今、半端者の教員として当時の学舎に戻って痛いほどに実感したのだ。 当時の自

    • だから伝えるんだ。

      何を隠そう、びっくりするぐらいnoteの更新が途絶えた1番の理由は、ネタ切れである。ただ、このnoteの運営に際して、1つだけ譲れないものがある。それは、『心から大切に思うことを言葉にする』こと。 そして、今ここに戻ってきたということは、、 『だから伝えるんだ。』 『そこにある俺のカバン取って欲しい!』→カバンを取ってもらうという目的を達成すべく、この言葉を発する。 『まあまあ、そう落ち込むなって。元気出せよ。』→事が上手くいかずに落胆している友人を励ますという目的と

      • ちょっと休憩

        私は今、『思い悩んだら、立ち止まることも大切だ』と自分に言い聞かせて、投稿が2日止まっていることに対しての焦りの感情を殺している。 たしかに、無理矢理に何かを書いて投稿したとしても記録は続くかもしれない。実際、元阪神タイガースの金本選手は、腕を骨折しているにもかかわらず試合に出場した経験があり、結果的に1500試合ほど休まずにフル出場した記録を持っている。  目的に立ち帰る このnoteを始めた一番の目的は、心から大切に思うことを文字に起こすこと。そして今、本日投稿する

        • Way of Thinking

          考え方を追求する。 ある人はこう言った。 人生と仕事の結果=考え方×熱意×能力である。 このうち一つでもマイナスの符号がついてしまえば、答えはいつもマイナスである。つまりこの3つ全てが大事なわけであるが、先述のようにその中でも最も大切なのは『考え方』である。 考え方とは、大海原を切り裂く船に例えるならば、舵のようなものだ。残りの二つは、言わば乗務員である。 考え方=どこへ進むのか 熱意=進む意欲や気持ちの強さ 能力=操船の正確性 裏を返せば、『地獄へ進む』と舵を切

          思いっきり『遊ぶ』

          ある人はこう言った。 『思いっきり遊べない人は、思いっきり仕事もできない』 一見、遊びと仕事とは繋がりのない概念のようにも感じるが、どうやらこの二つは密接に関わり合っているらしい。 私はここでいう遊びに関して、誰もがこの言葉を聞いて想像する一般的な遊びとは少し毛色の違うものなのではないかと推測する。なぜなら、もしここでいう遊びが本当にあの遊びだとしたら、私はこの二つの間の因果関係など想像もつかないからだ。 つまりは、遊びと一口に言っても知人とのコミュニケーション、買い

          思いっきり『遊ぶ』

          本日はお休みです。

          恐縮ながら、本日はお休みします。 こんな甘えた考えをしているが、実はカレーの甘口は苦手だ。

          本日はお休みです。

          No後悔, No Life.

          辛い思いをしたくないから毎日を必死に生きるのは、正しいことのように思える。しかし、どれほど頑張っても、『後悔』は人生に付き纏う。 そもそもなぜ人間は『後悔』をするのか。 この答えは脳科学的な観点から導くことができる。実は、脳は『後悔』を感じるようにできており、逆に『後悔』をしないのは異常な状態とも言えるのである。 『後悔』は人類が生き残る為に必要だった。 まだ人類が狩りをしていた時代には、水や食料の調達、獲物の見つけ方など、過去の失敗を活かし、生きていく為に『後悔』は

          No後悔, No Life.

          泣いた赤鬼

          正直に話そう。 私は高校生の時に絵本を読んで泣いた経験がある。なにかとてつもなく大きな衝撃が当時の私の心を刺激したのだ。もしも鬼と人が互いを認め合うことが容易にできたのなら、、、 泣いた赤鬼……  『美味しいお茶とお菓子を用意しています。』 町の人と仲良くなりたい赤鬼は、家の前に看板を立てた。そこに2人の町人が通りかかったのだが、その看板を見ると、『油断して入ってしまったらきっと鬼に食われるんだ』と恐れをなして逃げてしまった。そのことに悲観した赤鬼は、怒って看板を叩き割っ

          泣いた赤鬼

          オブザベーションポスト

          全てが見える場所を探す。 今自分がいる場所から3歩下がり、目線を30°上げてみる。 そうすると今まで見えなかった世界が視界の端に現れる。物事や組織を俯瞰視する為には、全てが見える場所を探す。すると、 他人の迷いやSOSに気付き、 他人のコミュニケーションを観察でき、 他人に関心が持てるようになる。 『好き』の反対は『嫌い』ではなく『無関心』。 他人に関心を持つことでコミュニケーションは生まれる。 他人に関心を持つことで助け合いが起こる。 他人に関心を持つことで自分自身の

          オブザベーションポスト

          ネガティブは5割増し

          知らず知らずのうちにネガティブ探しをしてはいないだろうか。実は、人との関わり合いの中でその人に対して抱いたネガティブな感情や印象はポジティブな印象の5倍も記憶に残ってしまうのだ。 人のポジティブを探して生きろ お人好しになれと言っているのではない。必ずしも他人に抱く感情がポジティブである必要はない。ただ、必要以上にネガティブ探しをしてしまうと、それによって自分自身にも被害が及ぶことも、、。 1ネガティブには3ポジティブを できないことを嘆くのではなく、できることに目を

          ネガティブは5割増し

          取り外し可能な感情

          『たかし!いつまでゲームしてるの!!早く勉強しなさい!!』 『いいじゃーん、ちょっとだけだよ。』 『いい加減にしなさい!!』 プルルルル.....プルルルル(電話) 『はい、もしもし😊』 ------------------------------------------------------------------ 怒りとは取り外し可能な感情である。 相手に対して自分自身の主張や考えを納得させるための道具として、怒りという感情をこしらえている。 つまりは、怒る本人に

          取り外し可能な感情

          指導の終点

          部活動なのでは特に人に指導やアドバイスをする機会、される機会がある。実は指導者に回る場合、指導の終点をどこに設定するかでその指導が与える影響は大きく変化する。 ①準備→②提示→③実行→④評価 結論から言えば、指導において最も大切なのは④評価である。この項目が欠如すること、それは即ち『教えっぱなし』である。 当然の話だが、人に何かを教える際には自分自身がその内容に関してしっかりと理解している必要がある。知らない部分を残したまま指導にあたれば、それは準備不足である。そして、

          指導の終点

          言葉のPDCAサイクル

          人に何かを伝える時、言葉の難しさを痛感することは往々にして起こることだ。 『どのようにして伝えたらいいのか。』 『この場合、どんな言葉遣いが適切なのか。』 当然の話だが、私はコミュニケーションスキルというのは、言葉遣いの一言に集約されるものではないと考える。それはもっと、奥深くて隙だらけで探求の尽きない、万里の長城のごとく果てしない道。 スポーツ界ではよく、些細な成長でもコツコツと積み上げることに意味がある。そして、その為にはPDCAサイクルを回さなければならないと教

          言葉のPDCAサイクル

          それとも臆病者か

          義を見てせざるは勇無きなり。 私は、この言葉に助けられ、苦しめられてきた。『組織において自分自身の役割や果たさなければならない責任を自覚しているにも関わらず、それをしないのは臆病者である。』という意味を持つこの言葉は、今となっては私の行動の軸となっている。 普段部活動をしている中で、ふと気づく問題や他部員から与えられるミッションに対して、自分は行動も含めてどのような返答をしてきたのだろうか。 臆病者!!! 私が自分自身にこの言葉をぶつけたことは今までに何度もあった。誰か

          それとも臆病者か

          人生における11時台

          西野亮廣・・・日本のお笑いタレントであり、絵本作家としても活動している。2016年に出版した絵本『えんとつ町のプペル』が大ヒット。現在は、日本一の会員数を誇るオンラインサロンを経営している。 今日は彼がゲストスピーカーとして招かれた大学の卒業式の中で、卒業生に向けて送ったエールの話をしよう。 『人生における11時台』 時計というのはすごく面白いものだ。 時計には長針と短針があり、彼らは1時間に1度重なり合う。1時5分に重なって、2時10分に重なって、3時15分に重なって、

          人生における11時台

          旅立ちの日に

          今日、先輩方は卒業。 昨年の夏に先輩方が引退されてからは、自分自身のことに必死だった。あれほど輝いていた日々の思い出は、いつの日か私の記憶から遠ざかっていた。 一年の夏、パイナップル頭のおっちゃんとペアに乗った。私にとっては、大学生になってはじめての全国大会であったが、間違いなく私の後ろには会場で一番『ヤバい人』が乗っていた。彼は、頭上に束ねた髪の毛が邪魔だとイラついていた。私には理解できなかった。 ただ、カヌーにおいては常に前向きだった。だからこそ、あの夏一年目と二年目

          旅立ちの日に