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冬のソナタ観て 今日も焦れる

 なぜ、次も観たくなるのだろう。

韓国では家族が大事、自分のことより家族を優先するという精神が根底にあると推測した。

お相手が韓国の方だった職場の同僚は、お相手のご両親が不仲になり離婚するかも知れないということで婚約を解消された。親が大変な時に、自分だけが幸せになれないということらしい。驚いた。

サンヒョクとユジンの結婚も両親の「許可」を貰えない為になかなか結婚式に至っていない。そんな文化も共感したり、懐かしんだり、叶わなかった恋を想い日本の中高年には受け入れられたのだろう。

いい年齢でありながら、私は20年経ってようやくそれを理解できたということである。

昔、母世代(90代)が夢中で観ていた、昼メロ、確か医師と看護師(当時は看護婦)の恋愛ドラマで、いつもあとちょっとのところで出会うことなくすれ違ってしまう。ずっと会えないドラマだった。2人は結ばれたのか否か。

それに比べて、チュンサン(ミニョン)とユジンは、意図せず偶然に出会ってしまう場面がとても多い。もう会わないと誓っておきながら会いに行ってしまったりと。

そんな優柔不断さも視聴者は許している。
2人が結ばれてほしいと願う視聴者の心を掴んだ要因なのかもしれない。

「優しさは時に周囲の人たちを傷つける」ミニョンの言葉。

愛する人を思いながら別の人と結婚する。きっとそんな体験をした人は少なくなかったのだろう。だから、純愛は心に響くのだ。

自分に心がないユジンと結婚しようとするサンヒョク。この先気持ちにどのような変化が起こるのか、起こらないのか。

来週も焦れながら視聴したい。

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