玄関の香り、花梨と茶葉、11月
先日、旧松本剛吉別邸に遊びに行った。茶室で寝転がりながら庭を眺める。冬になると胸の動悸で苦しく、意図的に横になって心臓を休める。管理人の方が花梨をお裾分けしてくれた。庭で採れたもの(落ちてくる)で、置いておくだけでもいい香りがするそうだ。帰宅してすぐに玄関に飾る。
すここ最近は一日中、絵を描くか、家の整理をしている。大切にしたいものを、大切にする。練習であり、本番である。自転車を磨き、油を差す。引っ越す前から家に置いてあったキッチンの棚を分解。内部にスゴい汚れが溜まっていた。見栄えが悪いので、白く塗り始めた。珈琲ミルを分解し、中まで洗浄。倉庫の整理、ものの置く位置を決めた地図の作成。まな板のヤスリがけ。掃除機、トイレ掃除etc...
そんな中で出てきた賞味期限切れの大量の茶葉。飲むなら風味豊かなものがいい。しかし、捨てるのは心苦しい。なので、煎って、もう一度香りを立ち上げる。何種類か飲んでみたり、まな板にかけて抗菌作用を試してみたり。冷蔵庫や厠に置いて、消臭。お風呂の入浴剤にも試した。残りを玄関の花梨の下に敷いてみた。花梨と組み合わさり素敵な香りになった。茶香炉など、試してみたく、持て余している方いましたら譲ってください。
いただいたサポートは、これまでためらっていた写真のプリントなど、制作の補助に使わせていただきます。本当に感謝しています。