🌷オランダとは関係ないですが、読んでくださると嬉しいです。

こんにちは。
今日はどうしてもnoteに書き記したい(今の気持ちを記録に残しておきたい)ことがあり、それについて書こうと思います。

私はnoteのプロフィールにこう記載しています。

『心配性、ストレスですぐお腹が痛くなる(笑)、、、でも頑張ります！』

昔から、私の特性として、「心配性」は切っても切り離せないものです。

「私は心配性です。」というと、「いいじゃん。失敗する前にちゃんと対策できるから。」と励まされることが多いのですが、これまで私の心配性が自分の人生にとってプラスに働いたことはほとんどありません。

(ここからは私の直面するメンタルヘルス問題について記載します。)

私は、過敏性腸症候群と軽いパニック障害のようなものを抱えています。

病名だけを言うと、シリアスなものに聞こえ過ぎてしまうため、パッと病名を言うのは好きではありませんが、簡単に言うと「お腹が痛くなりやすく、そのことで日常生活でも支障をきたすことがある」というものです。

私のメンタルトラブルの始まりは、10年以上前、中学生の頃に過敏性腸症候群になったことがきっかけでした。あまり思い出したくないのですが、塾の模試の最中にお腹が強烈に痛くなったことが全ての始まりだったと思います。「良い点数を取らなきゃ！」。そのストレスでお腹が痛くなる、ストレス性の腹痛のような感じだったと記憶しています。

そこから、「また次にお腹が痛くなったらどうしよう。」と考え始めたことで、心配性になりました。
(そう、私の心配性とは、ほとんどが「お腹」に関することだらけ。)

それからしばらくして、試験中、全校集会中、電車の中など、「"抜け出せない環境"でお腹が痛くなったら、、、。」という心配性を抱えてしまい、それがのちにパニック障害(中でも、特定の場所に不安を抱く"広場恐怖症"と呼ばれるもの)へと繋がりました。

簡単にまとめると、
過敏性腸症候群がきっかけで心配性になり、心配性がきっかけでパニック障害になりました。現在では特定の場所(窓のない部屋、行列、人でごった返した屋内など)に行くとお腹が痛くなったり、気分が悪くなったり、冷や汗をかいたりします。

私はここまで自分の症状をしっかり理解できていますが、実はつい半年前まで精神科に通ったことがありませんでした。

1年間オランダにワーホリに行くと決まった時、もし異国の地でパニック症状が出たら、、、。そう考えたら不安になり、初めて精神科に行く決断をしました。
また、前職で長時間ブラック労働をしていたせいで、以前よりも症状が悪化していたのもひとつの理由です。

勇気がいりましたが、担当医にこれまでの経験を話すにつれ、私がこの症状のせいでこれまで諦めてきた様々なことが思い出され、涙が止まらなくなりました。

高校時代に積極的に恋愛をしなかったのは、この症状のせいだったのかもしれないこと。

大学受験(センター試験)の際、大学に受かることより、とにかくお腹が痛くならないことを祈っていたこと。

大学時代、グループで遠出するのが本当は好きなのに、車に長時間乗るのが不安で理由をつけて断ってたこと(たぶんノリが悪いと思われていただろう)。

思い返せば数多くあります。

また、私は最近まで自分の症状を、彼氏、親友など本当に一部の人にしか伝えていませんでした。

特に、発症してから10年以上経っているにもかかわらず、親には一言も相談せず、思春期もひとりで葛藤しながら乗り越えてきました。私が精神病だと知ったら親が悲しむと思ったからです。

つい1ヶ月前、やっと父にはオランダから電話し全てを伝えることができました。
(母には勇気が出ず、いまだに伝えられていませんが、近いうちに話そうと思っています。)

父からは、「話してくれてありがとう。もっと早くに気づいてあげられたら力になれたと後悔している。ごめんね。」と言われ、涙が止まりませんでした。

これがきっかけで、最近になってようやく、友達たちにも自分の症状を話すことができるようになりました。

特に、私の症状は不思議なのですが、"人にどう思われるかを気にしすぎること"で症状が出ます。
例えば、友達と外出する際、「お腹痛くなって雰囲気悪くしたらどうしよう。友達をガッカリさせたくない。」そういう考えが症状に現れます。
むしろ、ひとりで外出するなら、あんまり症状は起きないんです。(笑)

最近は、本当に友達でいてほしい人には、自分から開示するようにしました。現に、これまで症状を話した友達はみんな私を受け入れてくれました。

さらに、オランダで外国人に自分の症状を話すと、「あ〜それ知ってるよ！○○phobia(恐怖症)だよね。」と、スッと受け入れてくれます。「そういう人いるいる！全然気にしなくて良いよ。」って。

『精神病』であるが故に、人には言えずひとりで抱えてきたけど、話してみると案外受け入れられるものだった。

周りに受け入れられることを知ることこそが、一番の症状改善に繋がると信じています。

だから、今回、noteでも自分の症状を開示してみました。

私は現在、オランダでワーホリをしており、1年という期間を海外で自力で暮らしています。

私自身も、「自分はこんな問題を抱えながらもよく海外でひとりで生活しているなぁ」と自分に感心しています。(笑)
正直、最近でも、お腹痛くなる恐怖から、友達と外食が楽しめなかったりする時もあります。(体調にもよります。)

それでも少しずつ、自分の症状を周りに知ってもらいながら、自分を受け入れてもらう努力をしています。

私のような症状があっても、海外で生活できます！そう伝えることで、この記事を読んだ誰かの力になることができればいいなと心から願っています。🕊️