カンテラ。
ぽっとつぶやきました。
生活の中からこんにちは。
夫もまた詩を書く人。 夫の事をここに置こうかな。何故? 面白い人だから。
ひっそりと詩集を出版した。 もうそれだけでいいのかも。 十代の頃から詩のようなものを書くという事は、人前に出るという事目立つという事を死ぬほど恐れていた私には何かのリハビリのようでそれでいて充実した時間でもあり。 書くと少しは変わるのです、何かが。 52歳になった今でもそれは大して変わらず。 慣れていってるだけの事で。 そんな人は実は多いんじゃないんだろうか。 若い頃はなんで自分はこんなだろう絶対に何かの病気だと思うくらい外界に飛び出し生活をする事が苦痛の連続。けれど飛び出
前の結婚の時。息子が産まれると同時に同居を始めたお姑さんが、「おにぎり」の事を「にぎり飯」と呼んでて当然息子も「にぎり飯」と言うようになって。中学生くらいになって周りから「昔の人かっ」とツッコまれるようになっても「フッ、何が?にぎり飯がどーした?」と貫いてて、それが良かった。
洗濯物の手洗い、ああこれをこうしてこういう方向でやればもっと簡単に汚れが落ちるんだぁ、とまだまだ気付くこの歳で。家事は死ぬまで上達するものだから、息子の子供時代に出来てなかった事が沢山。それはそれでドンマイだ。愛は沢山あげた、今も。
卵焼きを初めて焼いてみた僕は十二歳で いつもいつも甘いのだったのだから僕も同じに砂糖をたっぷりと入れ しょっぱい味もしていたのだからモチロン醤油も入れ お腹空いた兄ちゃん、はよなんか作れとチビなくせに偉そうな妹の為にフライパンで、初めてのフライパンで危なっかしげに。 甘甘しくていい匂いが狭い台所いっぱいに。出来上がったのは焦げ焦げの黄色い物体。フライパンにくっついてジョリジョリ。 お母さんのいつものは艶々で目の前にあるのはパサパサで。油を引くという行為を知る由もない僕だった
心痛む事ばかり。
『僕が殺したひとことを 君はあっさり生き返らせ 僕にはなんの意味もない 意味なんてあるわけない 僕に意味が あるわけない 価値はあるけどね』 スマホのメモを繰っていたらこんな事が書いてあった。全く覚えてないけれどたった一年前のもの。 これはいったい何? 私が残したの? 最後がいいねぇ。 スパンッとして。
昨日の出勤途中。歩く道沿いの古い家の庭に柿の木があって、こぼれ落ちそうな沢山の橙色が視界に入る。柿、いいな、分けてくれないかな私に全く見ず知らずの私に、くれるわけないだろが、ならぽろんとこっちに一個くらい落っこちてこないかな道に落ちたの拾って貰うぶんには犯罪にはならんよね柿泥棒にはならんよねと、心の中でしょーもない事をブツブツブツブツ言いながら歩く。 だって柿って甘くって美味しいからさぁ、 好きなんだよねぇ、子供の頃には全然好きでもなかったけど。寧ろ苦手。歳をとると嫌いが好
昨日職場で台詞っぽく尚且つ極めて本気で先輩パートさんに私が言った言葉が「もう遅いですよ」で、夫にこれを報告したらニヤニヤと嬉しそう。夫は私が外界で辛辣で冷たかったり口が悪かったりすると嬉しそう。そうだあとひとつ言った言葉があった。「人を信じなさい」だ。この口が偉そうに。
今日夕飯の支度をしていたら夫がしずしず近づいて来て自分と私の血液型の相性の良さを、それはそれは嬉しそうに得々と語った。乙女か、君は乙女なのか、どしたん大丈夫か。と思いつつそれを聞いて嬉しかった私も乙女や。乙女夫婦や、と心の中で思ったので馬鹿ですわ。
お風呂に入って窓を開けたらそこにはそう 空いっぱい埋め尽くすように西瓜の匂い なので、秋がやって来ました そういうものです記憶 カブトムシも飛び立ってさ
コープで買った農家さんのブルーベリーを冷凍し毎日ちびちびと取り出しヨーグルトに入れて食べてるってだけでお洒落な気分。だがしかし本当にお洒落であれば、こんな事でいちいちお洒落を意識しないのだ。知ってる。 あー美味しい。食べても食べても無くならなければいいのに。あのポケット欲しい。
柿ピー美味しい。こんなの100袋くらい食べられる。
生まれて初めてお風呂に入って鼻血が出た。ひー。そもそも鼻血なんて鼻をかみ過ぎた時にしか出た事なくて、タラーンなんてのは本当に初めて。なんの前触れもないのね気付いたら出てた。長湯でのぼせたんかな。
読了。 そもそも読書から年々遠ざかり、一年に一冊もまともに読めなかった私が久し振りに読み終える事が出来たのがこれだった。 読み始めて直ぐに胸が苦しくせつないような気持ちになったのはこの人が昨年亡くなったばかりだからか、想像よりはるかに愚かではるかに純粋ではるかに、それしか術の無かった生き方に刺されたのか。 ただの破天荒ではない。不幸自慢や悪さのアピールではない。 そうとしか命を使えなかっただろう人。 町田康の書評がいい。 そう、それ。そんな気持ち。
ご存知の通り(知らん)YUKIが大好きな私(齢53歳)ですが、このYUKIもまぁー本当にめちゃくちゃ可愛いのなんのって。 何年前ですかねこれは、何度このミュージックビデオを見た事か。きゃわゆいのだとても。 この中でこのポーズでこう歌うんですこの人は。 「交わした約束 危うくて 未来は誰も解らないなら 火照った指で 探りあてて 体に印を 刻もうよ」 ここ。ここに私は惚れて惚れて。 くーっと泣きそうになって熱い涙が胸からつーっとこぼれそうになってたっけ(遠い目)。 最
向こうのアパートの窓。綺麗だな。