#2【15分で記すお手軽TSGノート】100 HUGEL RIESLING TROCKEN
アイン・フンダート・ヒューゲル・リースリング・トロッケン '18
JSA二次試験対策に勤しんでいたころ、リースリングと樽なしシャルドネの判別がいつまでも不安だったのが昨日のことの様ですが、今となっては「全然違うじゃん、何を迷うっていうの?」と思えてしまうのが本当に不思議。たくさん飲んできちんと向き合うことを繰り返せば、ちゃんと自分のものになるんだなと改めて思い知らされます。
暖かくなってきたので、白ワインに囲まれた毎日を過ごしています。普段すすんで飲む訳じゃない領域の白にも手を出し始めた初夏。リースリングって正直今まであまりピンと来ていなかったのですが、コレを飲んですっかりドイツのリースリングの虜に、というか、ヴィットマンが好きなのかも。
爽やか&鮮やかな色合いのエチケットがどれも目にやさしく、オーガニックに注力しているというのを聞くと、なんだか納得できます。
なんと言っても飲みやすい。シンプルに、フレッシュなリンゴを想像しました。本当にそのまま食べているみたい。バランスが良いから甘ったるさは感じないんです、程よい酸味が綺麗にまとめてくれている印象。優しい果汁の甘みが心地よくて、喉の渇きを潤してくれる至福のひととき…それを2,200円で体験できるとは、最近飲んだ中だと一番感動しました。
キンキンに冷やしてお風呂上りに飲む、幸せな夏の夜を想像しちゃう、熟れたキウイを添えて。ワインを飲みなれない方に、ぜひ試していただきたい。
【テイスティングメモ】
リンゴ、白桃、キウイを浮かべたフルーツのカクテルをイメージしちゃう
おつまみなら厚切りのベーコンが食べたいかも…脂も包んでくれそうです
酸:中~高め 果実味:芳醇なほどに 度数:低めです
ラインヘッセンの生産者で、有機栽培に力を入れています。クセがなくクリアで正直な感じというか、安心感のある美味しさです。ここのアウスレーゼとか気になっちゃいますね…今年の夏はあと2本、ヴィットマン飲みます。