hana@ソムリエール

JSA認定ソムリエール ワインショップ勤務      WSET Level3【お勉強…

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JSA認定ソムリエール ワインショップ勤務      WSET Level3【お勉強中】

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#2【15分で記すお手軽TSGノート】100 HUGEL RIESLING TROCKEN

アイン・フンダート・ヒューゲル・リースリング・トロッケン '18 JSA二次試験対策に勤しんでいたころ、リースリングと樽なしシャルドネの判別がいつまでも不安だったのが昨日のことの様ですが、今となっては「全然違うじゃん、何を迷うっていうの?」と思えてしまうのが本当に不思議。たくさん飲んできちんと向き合うことを繰り返せば、ちゃんと自分のものになるんだなと改めて思い知らされます。 暖かくなってきたので、白ワインに囲まれた毎日を過ごしています。普段すすんで飲む訳じゃない領域の白にも

    • #1【15分で記すお手軽TSGノート】SILENI EXCEPTIONAL SELECTION SAUVIGNON BLANC 2018

      エクセプショナル・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン'18/シレーニ 昼から気軽に飲めちゃう。するすると心地よく体に馴染む旨味。ソーヴィニヨン・ブランって、香りのヴォリューム的に【NZ>チリ>ロワール】というイメージが私の中にはあって、しかもこちら3,850円とそこそこ良いお値段なので、勝手に「分かりやすく華やかな香りが楽しめそう」と思っていました。 けれどこちらはロワールに近い印象でした。青々しさも上品に。 1日目はかなり溌剌とした酸が支配していて、ちょっととがった感じと

      • 品種本来の個性もありながら、樽熟成もしっかり似合う"ヴィオニエ"の魅力

        ワインスクールに通っていたころ、コンドリューなんていう高級ワインは飲んだことも無かったし、いつかの未来に飲める日が来るのだろうか、くらいにしか考えていなかったけれど。ワインショップで働き始めて1年。大変ありがたいことに、少しずつ「高級ワイン」という部類のものも、飲む機会が増えてきました。本当に高価なものをいただいた時、素直に“なんて美味しいんだろう”と感動するものもあれば、まだまだ私の舌がお子様だから、"まだ私にはよく分からない…"と意気消沈することも多々あります。"苦手"と

        • いとしき“モスカートダスティ”の魅力。春の宵にこそ、この甘美な味わいを。

          上品な甘みと低アルコール、泡も優しく軽やかな口当たりでありながら、初心者も上級者も唸らせるモスカートダスティの魅力を、あなたはご存じだろうか。「アルコールがそこまで強く無いんですけど…」とご相談にいらっしゃるお客様に、まずオススメしているのが「モスカート・ダスティ」 DOCG制定は1993年で割と若めなのかな?元々は地元での消費が中心で、徐々に国際的に人気になって今があるようです。 日本だと「天使のアスティ」が有名で、よく在庫を聞かれます。これは「アスティ・スプマンテ」という

        #2【15分で記すお手軽TSGノート】100 HUGEL RIESLING TROCKEN

          わたくしについて

          hana@ソムリエール 1992年生まれ 東京都在住 大学は教育学部で先生になるつもりだったんですが、接客業が向いているのと単純に楽しくなっちゃって飲食店に就職。スペイン・イタリア料理を中心に割と何でもアリな都内レストランで4年勤務。2018年JSAソムリエを取得し転職。現在は都内でワイン販売のお仕事をしています。 WSET Level3取得に向けてお勉強中。 好きなワインは、シャンパンと濃い白ワイン。 シャンパンだとシャルル・エドシック、ポルロジェあたり。ロゼのヴィンテー

          わたくしについて

          【フリウリ編/イエルマン】美味しい白ワインの宝庫、イタリアを巡る

          イタリアこそ多種多様で魅力的な白ワインの宝庫だということを、知らない人は多い気がします。イタリアと言えば、キャンティとかブルネッロを始めとして赤ワインが有名だから、白と言ったらコレでしょ!って、まだまだ一般的な"何か"って無い気がするんです。最近だとコンビニにソアヴェが売っていたかしら、くらい。 ワイン大国イタリアの白ワインを、飲んだことはもちろんあるけれど、ああでも有名で皆が知っていて、かつ安くて美味しいのって何なんだろう?レストランでグラスでいただいたアレって何だったんだ

          【フリウリ編/イエルマン】美味しい白ワインの宝庫、イタリアを巡る