
恵方と恵方参りを知って、1年を幸福に過ごしましょう!
みなさま、こんにちは🌞
あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、年が明けて早速、初詣でに行かれた方も多いのではないでしょうか?
今日は、恵方と恵方参りについてです。これから初詣でに行かれる方の参考になりましたら、幸いです。
◆恵方の方角について
恵方は、歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角とされており、年神(歳神、正月さま)の異称でもあります。その方角に向かって事を行えば万事に吉とされています。

恵方の方角は、古代中国の陰陽五行説に基づいて、その年の「十干(じっかん)」によって決まります。十干は、暦の表示などに用いられる10の要素で、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の順に割り振られています。十干と方角を組み合わせることで、その年の恵方が決まります。
* 甲と己(0と5)は東北東
* 乙と庚(1と6)は西南西
* 丙と辛(2と7)は南南東
* 丁と壬(3と8)は北北西
2025年の「十干(じっかん)」は、乙(きのと)なので、2025年の恵方は、西南西(正確には、西南西微西/255度)になります。
十干は、十二支と違ってあまり馴染みがなく、その年の十干と関連づけて恵方を確認するのは難しいと思います。
なので、簡単にその年の恵方を知る方法として、西暦の1の位で知る方法もあります。
西暦の1の位が「0,5」の年は「西南西」、「1,3,6,8」は「南南東」、「2,7」は「北北西」、「4,9」は「東北東」です。

◆恵方参りについて
新春の初詣、これは、もともとは、恵方参り、という風習から始まっています。
自宅から見て、恵方にある神社や寺院をお参りするのが「恵方参り」になります。
恵方参りをする場合、自宅から半径750m以上離れた恵方の延長線上にある神社仏閣にお参りをすると縁起がよく、開運につながると言われています。
住んでいる場所から恵方に神社が無い場合は、いったん別の方向にわざと出かけ、そこで方角を変えて、そこから出発することによって、目的地の方角が恵方となる、ようにします。
これは、陰陽道で方違え(かたたがえ、かたちがえ)という手法を流用しています。
この場合、その出かける距離はそれほど気を使う必要はありません。あくまで方角を変えたらいいだけです。
もしくは、まずは恵方に向けて出発して、しばらく恵方へ向けて歩いてから、方角を変えるという方法もあります。
どちらの方法も、しばらくは恵方に向けて歩いているからOK!という発想です。
是非この方法も試してみましょう。
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