「マーケティング=経費」・・・(悲しい)

POINT
会社(事業)の最大コストが何か、他部門とのコミュニケーションはそこから

マーケティング=経費(笑)

マーケティング部門とファイナンス部門の対立関係はあるあるです。
「お金を使う側」と「お金を割り当てる側」問題をどう乗り越えるか、コロナ期で予算少ないので重要ですね。

マーケティング担当「予算が降りないから、有望な施策ができない」
ファイナンス(予算分配者)担当「投資効果が目に見えないから、お金出せない」

お金を分配する人の最大の関心は、「1万円払ったら、いくらになって帰ってくるの?」これにつきます。
だから、マーケターももっとお金に寄り添うように他部門の人と会話したら、仕事がうまくいきます。
(相手のニーズの追求がマーケターの仕事ですから、できますよね?)

多くのマーケターは、上位戦略を見て、施策と予算に落とし込んでプレゼンしてどうにか計画が実行できるだけの予算を勝ち取るために、論理武装して望むと思います。

しかし、配分する側からみると、いまいちピンとこない説明(獲得したリードをナーチャリングするためにコンテンツマーケティングに重点的に取り組み、その結果見込客のEメール開封率が30%増えるから、CVRが2倍になる。そうしたら売上が前年比より30%増えるとか)がほとんどです。

「え。その数字本当?」みたいな予算計画をよく見かけませんか?

達成できるよう頑張ります!的な予算の取り方は悪くないんですが、
計画がうまくいかなかった場合に、あれやこれや原因を上げて言い逃れしようとするマーケターも見てきました。(失敗はあるさ笑)

私は、意思疎通の視点の違いを回避するため、まずはお金を出す側と同じ目線で話すことをしてきました。

つまり、どこにお金が多くかかっているのかを理解しました。それは事業規模や事業セクターによって異なります。どの階層で話すかにもよると思います。

全体コストを気にするマーケターはかなり珍しいと思います。
つまり、全体の利益率を上げるために、マーケターとして何ができるかを考えることになります。

これはCV率を上げるとか、顧客ロイヤリティーを上げるとか、そういう話ではなく、
ビジネスをうまく活かせるためにできることはなんだろう?という視点から、マーケターとしてどのような貢献ができるかという姿勢です。

コロナでマーケティング予算が降りにくくなってる中、お金や技術の話をわかっていないと、顧客のニーズに応える施策実施は今後難しくなっています。


「技術とお金」を理解して、チームとして強力できるマーケティングができるマーケターは優秀です。

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【参考】