ど真剣に生きる〜高校サッカー決勝を見て〜【なぜ高校スポーツは人を魅了するのか】
高校時代、朝練がキツくてサッカー部を3ヶ月で退部した半澤光希です。
1月11日は全国高校サッカー選手権の決勝戦が行われ山梨学院が青森山田をPK戦で下し、11年ぶりの優勝を果たしました。
僕が応援していた青森山田は2年連続の準優勝と悔しい結果に終わりましたが、「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」というスラムダンクの名言を届けたいですね。
勝敗はさておき、高校スポーツには本当に心が動かされます。
僕はサッカー日本代表戦や海外サッカーも好きですが、プロの試合とは違った感動が高校スポーツにはあると思います。
スラムダンクを筆頭にスポーツ漫画もほとんどが高校スポーツです。(自分調べ(笑))
なぜこんなにも感動するんだろう。
なぜ高校スポーツが魅力的なのか僕の視点をまとめてみました。
ドラマチックな展開
高校生といえば、子供から大人への成長をとげる時期でまさに大人の階段登っているところ。
プロとは違い、まだまだ発展途上な学生が取り組んでいるからこそ、思いもよらぬプレーが生まれます。
考えられないミスが起きてしまったり、とんでもない好プレーが生まれたり、良い意味で予想を裏切ってくれます。
高校からその競技をはじめて急激に力をつける生徒も出てきたり、まさに成長期である高校時代だからこそのドラマがあります。
状況の違うチームの戦い
私立 公立
伝統校 新設校
推薦入学 一般入学
初出場 常連高校
経験者 高校からの初心者
グラウンド整ってるかどうか
など、学校によって競技にかけれる時間やお金、環境は様々です。
だからこそ、その違いの中でそれぞれがベストを尽くし全力で優勝を目指すところにたくさんのドラマが生まれるのかなと思います。
僕の母校は、進学校でしたが、サッカー部も強く(3ヶ月しか在籍してませんが(笑))、1年の頃には県でベスト4まで進みました。
勉強も頑張りながらサッカーも全力でやるって本当にすごいなと尊敬したものです。
どんな環境、状況からでも目指せる。
そのことが特に高校スポーツの魅力の元になっているのかもしれません。
期限が決まっている
これが一番大きいと思います。
高校スポーツは泣いても笑っても3年間です。
負けたチームの中には何年もやってきたスポーツを今日でやめる選手がいるかもしれません。
今日で最後かもと思いながら全力を尽くし、ひたむきにプレーする。
このことが一つ一つのプレー伝わってきます。
高校スポーツの魅力、それは全力で真っ直ぐに真剣に生きるその姿であると思います。
これは仕事においても一緒だと思います。
今日がラストチャンスだとしたら、目の前の方とお会いするのも今日限りだとしたら、自分ができるベストを尽くしているのか、最大限にお役に立つことにコミットしているのか。
経営のレジェンドである稲盛和夫さんも「ど真剣に生きる」ことの大切さを説いています。
高校スポーツのように「今日が最後の日だったらどうだろう」という基準で毎日全力で取り組むこと、真剣に生きること、改めて大切にしていきます。
今日も一日真剣に生きます!
お読みいただきありがとうございます。