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ボランティア体験記「海の魅力が見つかる!『ビーチクリーン』」

「ボランティアってどんな感じなんだろう?」「自分にもできるかな?」と思ったことはありませんか?
『ボランティア体験記』では、これからボランティアをしてみたい方や、ちょっと興味がある方に向けて、実際に活動に参加した学生たちの体験談をご紹介します!

簡易版(Instagram)▶https://www.instagram.com/challengeibaraki/ 

活動分野  自然保護・環境保全
活動団体  NPO法人 SEA.ing
活動内容  ビーチクリーン(海岸清掃)
活動場所  鉾田市武与釜海岸
寄稿者   沼田 小枝 さん(筑波大学2年)
寄稿年度  2024年


ボランティア体験記「海の魅力が見つかる!『ビーチクリーン』」

ビーチクリーンで海ゴミ問題の現状を知ろう!

 海岸で行うゴミ拾い活動「ビーチクリーン」。
 
 実は、海岸に落ちているゴミの多くは、海に遊びに来た人がポイ捨てしたゴミというわけではありません。街中から川を通じて海へ流れ出たゴミや、海外からの漂流物がほとんどです。
 ビーチクリーンに参加することは、こうしたゴミ問題の現状を知ることにつながります。

 私は海が好きで、よく海へ出かけたり、趣味でダイビングを楽しんだりしています。その中で、海洋のゴミ問題について知りたいと思い、ビーチクリーンを行っている「NPO法人SEA.ing」の活動に参加することにしました。

ビーチクリーンはアクティビティ⁉

 9月、鉾田市の武与釜海岸はサーフィンや釣りを楽しむ人々でにぎわっていました。砂浜に下りて足元を見ると、流木や貝殻のほか、細かく砕けたプラスチック片が砂に混ざっているのが目に入ります。
 さらに、タイヤやブイ、冷蔵庫のような大型の金属ゴミまで、さまざまなゴミが浜辺に散らばっていました。

 それぞれにゴミ袋とトングを持ってゴミを回収していきます。大きなゴミは数人で協力して一か所に。

 2時間ほどの作業でゴミ袋11袋分のゴミが集まりました。
 そのうち10袋が「プラスチックゴミ」。プラスチックが海洋環境に与えている影響の大きさを実感しました。

 作業をしていると、ビーチに遊びに来た人が時々手伝いに来てくれました。
 たくさんの人と協力して行う作業は楽しく、単なるゴミ拾いではなく、体を動かす“アクティビティ”のように感じました。
 こういった楽しい活動を通じて、海を身近に感じ、好きになってもらうことが大切なのかもしれません。その気持ちが、”海を守りたい”という意識に結び付くのではないかと、参加して思いました。

ビーチクリーンに参加してみよう!

 今回、SEA.ingのビーチクリーンに参加してみて、環境への意識が高まっただけでなく、新しい仲間もでき、コミュニティの広がりを感じました。
 また、たくさんの人と一緒に体を動かすことで心のリフレッシュになり、楽しい時間を過ごせました!

 SEA.ingは、毎月1回、鉾田市の武与釜海岸でビーチクリーンを行っています。
 参加者にはゴミ袋やトングを無料で貸し出してくれるので、誰でも簡単にはじめられます!
 ぜひ、みなさんも一度参加してみください!!

《 ボランティア情報 》
ビーチクリーンは、毎月1回、鉾田市武与釜海岸で開催しています!
最新の開催情報やお問い合わせはInstagramから👇
Instagram:https://www.instagram.com/seaing_npo/

※本ページに掲載しているボランティア情報は、2024年時点のものです。

NPO法人 SEA.ing

 NPO法人SEA.ingは、海洋環境問題を解決するために2023年4月に設立された団体で、「海と人との調和のとれた社会」を目指して、毎月のビーチクリーンや講演会などの活動を行っています。

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