ボランティア体験記「ゲームを通じてコミュ力アップ!『オンラインゲーム交流会』」
活動分野 子ども・教育
活動団体 For Everyone Study
活動内容 オンラインによるコミュニケーション支援
活動場所 オンライン(Zoom)
寄稿者 飯村 旺我 さん(茨城大学2年)
寄稿年度 2024年
ボランティア体験記「ゲームを通じてコミュ力アップ!『オンラインゲーム交流会』」
子どもたちとの関わりから知ること・学ぶこと・感じること
以前からFor Everyone Studyの活動に興味があり、チャレンジいばらき県民運動のボランティア体験事業をきっかけに、思い切って体験活動に参加することにした。
私は普段、地域のイベントの企画や運営などのボランティア活動に取り組んでいる。子どもたちと関わるボランティア活動は初めてであったが、自分の経験や知識を深めるためにも参加したいと思った。
今回参加したのは、月に1度開催されているオンラインゲーム交流会。大学生や高校生が中心となり企画・運営され、小学校中学年以下を対象に実施されている。19時から20時までの1時間で、zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、子どもたちとクイズやミニゲームなどで交流する。
まず、スタッフと子どもたち数名でグループをつくり、一緒に遊ぶゲームを決める。
皆で話し合って、今回は「絵当てクイズ」、「勝ち抜きバトル」、「NGワードゲーム」の3つに決定した。
どれも簡単なゲームで、最初から最後まで和やかで笑いの絶えない時間を過ごすことが出来た。子どもたちが勝つことも多く、とても楽しそうだった。
参加してくれた子どもたちの中には、不登校などの悩みを抱えている子もいる。For Everyone Studyの活動が、こうした子どもたちにとって、家族以外の人と関わりを持つための大切な場になっていると感じた。
また、年上の人とのコミュニケーションで、話すことへの自信にもつながっているのではないかと思う。
オンラインで一緒にゲームをするというとてもシンプルな活動だが、関わり方で子どもたちにとって新しい体験や安心できる場をつくることができることが分かった。
スタッフには大学生をはじめとする若者が多く、運営側のコミュニケーションもとてもスムーズだ。
これから何か活動を始めたい人で、子どもたちと関わりたい、話すことが好きな人におすすめしたい。
活動後、団体の皆さんから「ぜひ次回も参加してほしい」というお話をいただき、今後も継続的に参加することにした。
参加を重ねることで、自分にとってもより多くの学びを得られるのではないだろうか。これからも積極的に子どもたちと関わっていきたいと思う。
最後に、体験の機会をくれたFor Everyone Studyのみなさん、ありがとうございました。
For Everyone Study
For Everyone Studyは、大学生を中心に構成されており、不登校児童・生徒にオンラインで学習支援、コミュニケーション支援のための新たな居場所を提供しています。
オンラインゲーム交流会のほか、1体1でのオンライン個別サポート事業も行っています。