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発達障害と地域福祉

こんにちは、チャレンジラボです!!

先日指定申請書を市役所に提出してまいりました。たまたま施設サービス課の職員さんにもばったり会ったので、「いつ飲みに連れて行ってくれるんですか?地域のこと色々知りたいです!」と言ったら「自分で開拓しなさい!」と言われたので、毎日電話して誘い出そうとしているおもさんです。
開拓の意図を誤解してると思われてそうですが、なんでもやり切ってしまえ
ば正解になる。

何事もやり切ることですよね。

さて、先日初めてのすーさんコラムを掲載しましたが、予想以上に反響がなく打ち切りを予定しておりましたが、すーさんから信じられない速度でコラムが送られてきています。

既読になっているのになかなか返信がかえってこない相手に対して、「どうしたの?」「何かあった?」「何か抱えていることがあるなら言って」「なんでも相談に乗るから」「私何か悪いことした?」「もう一度好きって聞かせてほしい」「ねえ、笑って」ばりに攻め立てられてしまい、なす術を無くしてしまいました。


おもさんはモーニング娘。世代でごわす

個人的にはすーさんの文章はとても好きなんです。
でも、結構読むのに気合と体力がいるので、1ヶ月に一本ペースでいいかなとも思っているところなのですが、「すーさんの文章に、俺が合いの手を入れたらいいんじゃない?」と発想し、今回からのコラムをお楽しみいただけたらと思います。

それでは、どうぞ!

発達障害と地域福祉



発達障害者支援法が施行されたのは1995年とそれほど最近のことではないが、実は発達障害そのものに関しては未知なところが多い。一時期精神科や心療内科に行けば何でもかんでも鬱にされた時代があったように、今は統合失調症やその他気分障害に当てはまらない人たちが発達障害というレッテルを押されているように思える。そもそも発達障害の定義は厚生労働省によると、「自閉症、アスペルガー症候群その他広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」となっている。これを聞いて発達障害の何たるかを理解できる人はそうはいないだろう。やはり少しの問題行動が発達障害というレッテル貼りを招くだけになるように思える。

余計なお世話じゃい

しかし、発達障害の人たちがまるで無力でないことはすでに周知の通りである(尚、このことは統合失調症の方々にも言える)。私の知るある23歳の女性はTOEICで950点以上取り、何だか私にはさっぱり分からないソフトを使い翻訳家を目指していた。こうした方々にチャンスを与えないのは社会的な損失である。

小さな一歩、大きな進歩

さて、現在一部都市部においても過疎化が進んでいる。後継者がいなくて頭を抱えている伝統工芸品の親方がいる。大規模スーパーに客を取られ、今にも潰れそうな店舗が多々ある。相変わらず人手不足に悩む介護の現場がある。雇用のミスマッチという問題は確かにある。しかし、能力がありながら場がないためにその力を発揮できずにいる人がいるとすれば、その場を今後ますます増やすことでこの問題は解決するのではないだろうか。最初の一歩は簡単なものでいい。過疎化し、高齢化した人たちが住む大規模団地で買い物代行をしてもいい。商店街の片隅にある本屋さんで店番をしてみてもいい。大切なことは最初の一歩を踏み出すことではなかろうか。知り合いのアスペルガー症候群の人はある都議会議員事務所で一日就労体験をしただけで、自信をつけ次の日からもうアルバイト探しを始めた。最初はコールセンターのバイトを希望していたが、面接に受かったのがビジネスホテルのシーツ替えだけだったのでそこで働きだした。


こんな例もある。名古屋のあるNPO法人の例だが、どこも歩いて行ける距離に拠点を4か所持っている。内訳は敬喫茶店が一つ、蕎麦打ちやパン作りをするところが一つ、アクセサリーなどの雑貨を作る場所が一つ、本部が一つである。喫茶店では20食限定の日替わりランチとまぐろ丼とカレーライスをそれぞれ5食出している。調理や接客を10人ぐらいの利用者で回していく。利用者さんは主に統合失調症や発達障害の人たちである。皆楽しそうに働いていた。蕎麦打ちやパン作りをするところでは作った蕎麦屋パンを喫茶店で売る。そして何よりものそのNPO法人の特色は法人の傍に利用者を住まわせてしまうことである。時々デモのように街を練り歩いて、仕事の募集をする。例えばパソコン教室の講師になったり、買い物代行を行ったり。要は何でも屋として仕事を求める。実際に名古屋の大きな過疎化した団地の集会所で週に一度利用者が講師になってパソコン教室をやったりしている。長屋は職員と利用者が一体となって地域を変えて行こうとしているのだろう。今多くの人が生き辛さを抱えている。障害者に優しい街というのは誰にとっても優しい街だということだ。誰でも幸せになる権利を持っている。チャレンジラボでぜひ私もその一助を担いたいと思っている。


様々な事例を知っているすーさん。
チャレンジラボではどんな事を実現してくれるのでしょうか。
すーさんの活躍に目が離せませんし、コラムの編集に手が離せません。
助けてください!!

では、また次回お会いしましょう。

ナイスチャレンジ!!!!!

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