売上4000万円のコーディネート組織経営者の悩み
みなさんこんにちは。チャレコミ事務局の瀬沼です。
2023年も明けましたがいかがお過ごしでしょうか?
今日は昨年末にチャレコミ会員内限定で開催していた「地域コーディネ
ート団体の経営について語る会」の様子を少しだけお伝えしたいと思います。
チャレコミの「コーディネート団体」は何をしている人たちなのか?
チャレコミの会員であるコーディネート団体、そして団体で活動するコーディネーターは、現在150名ほど。
彼らは日々、地域にある様々な機会とチャレンジしたい若者をつないでいます。企業の新規事業の種があれば、採用支援だけでなく、インターンシップや副業人材のを繋ぐことで事業を推進し、起業したい人材と適切なメンターを繋ぐなど、「人」を中心に地域の中でプロジェクトを推進している役割を担っています。
そのため、1つ1つの企業と一人一人の若者に対して丁寧に話を聞き、その時に応じた最適な機会提供やプロジェクトの実施支援を行っています。
同じ企業でも入る人が違えばその時に応じた対応が求められるため「これさえやっておけば大丈夫」という明確な正解がないところがコーディネーターの難しさでもあり、魅力でもあります。
共通する問題意識「人を雇いたいけど増える間接費に耐えられる…?」
今回の座談会が開催されたきっかけは、会員団体の話を聞いている中で「共通する悩み」が浮かび上がってきたことでした。
特に地域のコーディネート団体は少人数で運営されていることがほとんどです。
しかし、地域からの期待が大きくなるほどいろいろな機会に声がかかることも増えていきます。より多くの機会を提供していくためにも人の採用は必須ですが、その時に増える「間接費」をどう賄うのか?が大きなテーマのひとつでした。
「コーディネーターが生み出す価値」の再生産は可能なのか?
当日は、「はじめまして!」という方も多かったのですが、話してみると実は地元に戻った年が一緒だったりと共通点がたくさん見つかる機会にもなりました。
経営者同士ならではの「なんでミッションではなくビジョンを上位概念に?」など、お互いの共通項から話がさらに展開していきました。
などなど、ここだけの話もたくさん話された貴重な機会だったのですが、最終的には「コーディネーター」という明確な正解がない業務の再生産は可能なのか?という話題に。
最終的には一人一人が見出すしかないチャレコミの「コーディネーター」としての稼ぎ方。経営者自身だけでなく、そこで働く一人一人が「稼げる」ようになることがコーディネーターとして楽しく働くきっかけになると痛感する機会にもなりました。
稼げるコーディネーターになるまでの道のりは簡単ではないですが、いろいろな形でコーディネーターが伸びる機会や知見の蓄積・ノウハウのシェア・そして今回のようなざっくばらんなお互いの情報共有まで、チャレコミとしても作っていきたいなと思っています。それが「地域に挑戦の生態系を広げる」一番の近道だと、やっぱり思ったのでした。
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