心を読むという能力
ひとって些細なことで気持ちが上がったり下がったりしますね。ただ単なるこじつけなのかもしれませんが、コロナ禍になってから特に気持ち(テンション)が上がったり下がったりが、激しくなったような気がします。
それは私だけではなく、周りの人もそうなのかも。
余裕のある時は気を配ることができていたことも、コロナ禍ではお互いに余裕がなくて些細な言葉で傷つけ、傷つけられたりすることが目立つような。
それは、相手の気持ちを察すること、空気を読むことが疎かになっている、ということなのか。
そもそも、気持ちを察したり空気を読むというような時のひとの心を読むってなんなのでしょう?ちょっと考えてみました。
心を読むということ
特に学問として学んでこなくても、何となく相手の表情や言葉遣いからその人が喜んでいるのか怒っているのか嫌な思いしているのか悲しんでいるのかって感じることできるますよね!?
人の心を学問にしているものに心理学があります。心理学とはどんな学問か、というと「科学的な方法を用いて人の心のメカニズムを明らかにする学問」だそうです。であったら、心理学を学べば、人の心が読めるのか!?
答えは、Noだそうです。
というのも心理学を学ばなくとも、社会の中で生き抜いていれば、それなりに人の心を読みながら生活していますよね、我々は。
人の心を読むことで、友と友情を深めたりでき、恋人と愛を育むこともでき、チームワークを高めスポーツで結果を出すことができたりする。要は社会を作るためには必須の能力、それがひとの心を読むという能力。
相手の人の言葉遣いや表情、身振り手振り、息遣いまで、いろいろな情報から相手の心や思考の動きを推察することで、なんとなく把握してみるようなもの。それは完全に一致していなくても、おおよそは合っていたりする。
その精度が高い人が人の心を読める人で精度が低い人が読めない人。
人の心が読めない人なのか、敢えて読んでいないのか、もしくは読むことができた上で嫌がらせをしているのか。どれにあてはまるのか分からないけれど、人の気持ちを逆撫でするようにこちらの精神を削る人っていますね。頑張って、自分の心を落ち着かせて、その人との関係を保とうとしますが、結局はこちらが疲れ果て余裕がなくなる。余裕がない中で他の人との会話にも気遣いができなくなって、今度は自分が相手の精神を削る”犯人”になってしまう。
”犯人”にはならないようにするには、削ってくる人には近づかない。早々にエスケイプするのもアリだ。
社会の中では必須な能力、人の心を読む力
COVID -19で人と人の接触が極端に減り、しかも避けるようになって、面と向かって話す機会がこれまでより減っている。そんな時だからこそ、これまで以上に気を配る必要があるし、数少ない人とのコミュニケーションの機会をより良いものにするためにも『人の心を読む』ことはとても大切。
今の時代に必要なスキルがまた一つ増えたようだ。
いろいろ大変だね!