文字の表情
昨日、久しぶりに筆談で接客。
たぶん病気で声が出せなくなってしまった方なので私からの声は聞こえる。
なのでお客様はホワイトボード、私は声でコミュニケーション。
ホワイトボードでも充分伝わるのですが、声が出ない方は表情やボディランゲージの表現も上手いので「あ、これは多分刺さってないな。」「こういう系が欲しいんだな」とかは書かなくても伝わる。
ご納得いただいて(たぶん)お会計へ。
普通ならこの後「ありがとうございましたー」で終了。
この方は違い、会計後に私を手招きし、イスに座る。
「ご納得いただけない部分があったのかなー?」なんて思いながら近くへ。
そうするとホワイトボードに何かを書き出す。
待っているとフリップを出すように私に向ける。
「明日から東北へ酒を飲みにいく。」
まさかの雑談。
途中からだいぶ砕けてきて「いいネ」というように文章にも温かみを感じるように。
書いてる姿もいきいきとしていて、嬉しいんだろうなー楽しみなんだろうなーって言うのが滲み出てる。
そんなほっこりとした時間を過ごしている中で感じた事。
「文字の表情」
ワードチョイス
ホワイトボードという限られたスペースで伝えたい事をどう要約するか
「いいネ」のような独自の表情
手で書くと出る文字のクセ
もちろん、その人の一部でしか無いけど、書いてくれた文字・文章だけでもその人の性格が分かった気がした!
もしかしたら、口から出る言葉よりもよっぽど正直かも知れない!
あの方はもう出発したのかなー?
東北なら新幹線なのかな?
ご家族の運転で行くのかな?
あんなコミュ力高い人なら、駅弁買う時とか、サービスエリアのお土産コーナーとかで、店員さんとあのホワイトボード片手に楽しんでるんだろうなー。
お気をつけて!
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では!今日も楽しい1日にしましょう!