自分を動かす。
「他人を動かす」という本は多いが、もっと難しいのが自分を動かすことじゃないだろうか。大人でも、心の中にダダっ子がいるような気がする。実はダダをこねてやりたくないのだが、大人だからダダをこねていることに気づいていない。
子供がダダをこねた場合、言葉でそのままいう事を聞かせることは至難だ。ちょっと歩けばアイスクリーム屋があるよとか、より楽しい状況をイメージさせて誘導するしかない。
ある農家のエピソードで、子牛がダダをこねて動かなくなり、大人が二人がかりで必死におしてもガンとして動かない。そこへ少女がやってきて、自分の指を子牛に舐めさせると、母牛のおっぱいをイメージしたのかその指についていったという。
こうやれと言葉でいうのではなく、こうなったら楽しい、嬉しい、という気持ちをこめて未来の状況をイメージして動かす。
どうしても自分が動かないときは、言葉でその行動を自分に指示していないか、あらためて観察してみたら良い。言葉は反論する言葉を生むので、堂々めぐりで悩みだしてさらに動けなくなってしまう場合もある。
とっととイメージと気持ちを使えばシンプルに動きやすい。
これの練習法もあるけどマニアックなのでプレミアムメンバーだけで。
読んでくれてありがとう!