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もう二度と飲み会に行くもんか
まえがき
今回の記事のテーマは、飲み会です。
HSP、人見知り、中二病、社会不適合者の人の頭の中をご覧ください。
慢性的な中二病を患っているため、ところどころ支離滅裂な部分がありましたら、ごめんなさい。では、本編をどうぞ
2025年、とてもキリがいい数字の年が明けて早々、大学のゼミ新年会という催し物が開かれた。
無論、行く気は全くなかった。ただ、僕が20歳になったばかりで、初めてのお酒が飲めるというので周りが勝手に盛り上がって、僕の必死の抵抗むなしく、連れていかれることになった。
(最悪だ、、。こういうのをアルハラっていうんじゃないの?渋谷警察の方~!ここですよ!取り締まってください)
まず、結果を先に言おう。
タイトルにある通り、もう二度と飲み会に行くものかと思うような飲み会だった。
まず最初に嫌だったのは、座る位置。
通路側は、いろんな人が通るからいやだ。
もちろん真ん中もいやだ。何か話し始めたらみんなからの注目の的だし、自分の右側の人か左側の人か、どっちと話せばいいかわからなくなるからいやだ。
なので、壁際の一番奥。これが落ち着く。
ただ、今回の飲み会はそうはいかなかった。先輩からの勅旨を受け、僕は先輩に挟まれて真ん中のほうに座ることになった。
席につくと、まず何を飲むかのアンケートがとられる。
僕は、苦手な飲み会に参加するため、事前に気分を貼らせようと缶チューハイを飲んできた。
(この時点で、飲み会を楽しむ気がないのは明白だ。ただ、耐えるだけの試練としかとらえていない。強くなるんだ!!)
すでに酔っぱらっていた僕は、コーラを頼むことになる。
コーラには人権がないかのような冷めた目。
(それなら、飲み会に呼ばないでくれ。スマドリでええねん!といってほしかったな~)
後は、先輩がいい感じにつまみを頼む。
先輩が注文した料理が続々とテーブルに並ぶ。
唐揚げの皿が2枚。真ん中にいる僕には、どちらも先輩の前。
果たして先輩の前の唐揚げを、視界を遮ってまで取っていいのだろうか。
後輩として不届きものといわれないだろうか。
そう考えているうちに、唐揚げの皿が平らげられる。
(江戸時代なら、不敬罪で打ち首かな?打ち首より、水責めのほうがいいな。いや、今の冬の時期なら、火責めのほうがいいな。などと考えていたせいだ)
右のほうの先輩たちのグループが、誰かのコイバナで盛り上がっている。
その盛り上がりに興味を持って、左側の先輩グループが大声で話しかける。
その会話のラリーが何ターンも続く。
テニスの審判のように、何度も首を右、左に向ける。
(全く興味の湧かない話を聞くために首を振り続ける。家にサロンパスアルあったかな?)
その後、何となく右と左のグループで別々の話で盛り上がるようになる。
真ん中にいる僕は、どっちの話に入ればいいのだろうか。
迷った挙句、途中から話に入るのは、話の流れを止めることになると思い、スマホをいじる。
(これなら、家で一人で飲んでるのと変わらないよね。だけど、スマホ見ないという選択肢もないんだよね)
左の先輩が、大きな声で叫ぶ。
「スマホなんて、いじってて、楽しくないのかお前は」
僕はすかさず、
「いえいえそんなことないです。つい、急ぎの連絡が入って、返信してただけです。普段聞けない先輩の話が聞けて楽しいです」という。
(本音は、「当たり前だろ、つまんないからスマホいじってんだろうが。お前の話よりもスマホのほうが楽しんだよ」といいたかった。でもそんなことを言える度胸はないので、ハニカミながら、楽しいふりをする。堪えろ。堪えるんだジョー!!)
飲み始めてひと段落すると、席替えの時間になった。
両端のほうにいる先輩が、反対のグループで飲んでいる、気に入っている後輩を呼んだ。
そしてまた、つまらない話をしゃべりだす。
(接待のような、キャバクラのように感じた。はっきり言ってキモイ。気持ち悪すぎる。この光景を見たら、毛虫でもキモイというだろう。飲み会で言っていたら、確実に滑っていたな。よかった、無口で!!)
居てもたってもいられなくなった僕は、こっそり帰る。
会費の3000円を払って、飲み会って何が楽しいのかなと思う。
(3000円あったら、コンビニで缶チューハイ2本とと裂きイカを買って、家でFANZAの新作を買う方が楽しいと思う)
やっぱり、僕には飲み会は向いていないなぁ。
LINEのプロフィール欄に、飲み会は絶対行かないって書こうかな。
イヤでも、書いたときに、友達にプロフィールが更新された人として表示されるのが目立つし嫌だな。やっぱやめよう。
飲み会に行かないというのをどうすればいいか、考えるのは明日にして、
今日は、FANZAみて寝よう。
あとがき
もしこれを読んで、気分を害された方がいたら申し訳ありません。
ただ、これが、社会不適合者の大学生の頭の中なのです。
共感はしなくとも、そういう奴もいるんだなと理解していただければ幸いです。
あと、僕の飲み会にいた人がいたら、言わせてください。
先輩は悪くありません。飲み会になじめない僕が悪いのです。