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「働きやすい環境です。」って他人が決めるものじゃないよね

このよっぴーさんの記事を読んでたら、長年もやもやしてた「働きやすい環境です!」とか「働きやすい環境だよ」という言葉の違和感がハッキリしました。

この記事のオチを言ってしまうと、結局「万人ウケする働きやすい環境なんて無い」ということです。

エンジニアに限らず、自分が働きやすい環境を貪欲に考えてみる良いきっかけになる記事だったので、私が特に刺さったポイントについてまとめてみました。また、マネージャーなどの管理職の方にとっても参考になる記事だと思います。

「仕事環境が良い=万人にとって良い」ではない。

世間的にリモートワークが良いと言われてるから、等の一般的に「エンジニアはこういうのが好き」というステレオタイプ的な型は、実は存在しない。セールスも営業スタイルは様々で、リモートが良いという人もいれば、オフィスに戻って直接相談したい人もいる。

職種、スキルレベル、入社年数など、バラバラのバックグラウンドの中で、統一して「これ!」という環境をつくっても、全員当てはまるはずもありません。個々人に当てはまる、最適な環境を考えていく必要があります。


「自分の取り扱い方」を知らないと、働きやすい環境とは出会えない。

弊社にいるエンジニアに「まず机の周りの環境を整えろ」とよく指摘されるのですが、それは自分にとって働きやすい環境を常に考えて確保する、ということだと思っています。

自分が働きやすい状態を意識的に作り出すことは、自分を理解することに繫がる。そこにこだわりを持っている人は、上手く自分の生産性をコントロールできている人だと思います。


「自分の取扱説明書」を作ってみる

クックパッドのCTOである庄司さんは、自分の取り扱い説明書を公開しています。自分で自分のことを理解するだけではなく、こうして周囲の人にも理解してもらうこと(特に自分を管理している人に対して)は、ここまでやっている人は殆どいないにしても必要なフローだと思います。

実際、私も社内のメンバー全員がどんな環境だと1番生産性が上がるのか、理解しきれていません。全ては叶えられないにせよ、「自分はこんな環境だと嬉しい」という傾向を明確に掲示してもらうことは管理職側としても大変有り難いことですね。

万人受けする「働きやすい環境」なんて存在しない。

管理職側は「これが最高の職場環境だろ!」と押し付けるのではなく、一人ひとりに最適化された働きやすさを考えないといけない。メンバーは、自分が働きやすい環境を明文化し、共有する工夫をしないといけない。

個人個人が働きやすい環境をもつには、管理職側だけではなく、双方で理解し合うことが必須。

働きやすい環境とは、この前提を認識した上でみんなが柔軟に対応できるような環境ではないかと。



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