次回引き出す保護犬が決まりました。

2019年9月15日 23:21

はじめてnoteに記事を書きます。
茨城県で保護犬活動の個人ボランティアをしています。
個人ブログ「チャコままの保護わんレポート」は
毎日更新しておりますので
よろしければ、そちらも合わせて読んでいただけると
嬉しいです。これからどうぞよろしくお願いします。

さて。
次回、引き出す子が決まりました。
小柄なポインターのメスです。
現在妊娠中とのことで、2019年9月18日の午後に引き出してきます。
（SHIKOさん、お写真をありがとうございます！）

今回、引き出しに至る経緯をお話させてください。

直接センターにはいけませんでしたが
他の方のブログをみていたので
今、どんな犬が収容されているのかは大体わかっていました。
その中で気になっていたのは
親子犬、セッター、ポインター。

セッター、ポインターについては純血種ということもあり
「どこかの団体が引き出してくれるだろう。」
と、静観していたのですが・・・
これがなかなかいつまでもいるではないですか。

おかしいな？と思って、職員さんに尋ねると
どちらも体格が大きいこともあり
どうやらお声がかかりづらいのかも、とのお返事。

中～大型犬（というか、10キロ以上の犬）は
お世話も大変ですし、移動も大変。
まあ何かといろいろ大変なので
引き出されづらい傾向にあります。

続けて
「明日、ポインターは避妊手術予定です。」
と、言われたため
「では、ポインターを引き出します。」
とお伝えしました。

その後、言いにくそうに
「実は・・・
避妊手術というか、堕胎手術なんです。」
と伝えられ
「ええええええええ！！」
（新しい命が宿っているのか・・・どうしよう。
でも、自分が引き出すと決めた犬ならば
お腹の命も助けたい。育てることは可能だと思い）
「それでしたら、手術はしないでください。
うちで産んで育てます。」
と、おもわず言ってしまいました。
職員さんも、そういわれるとおもったので黙っていたと
おっしゃってました。
また大変な思いをさせてしまうからと。
いやいやいや。
黙っていられて、後で知ったたほうが嫌ですよ～。
まあ、大変なのは大変ですけれど
きっと、わたし後悔すると思うので即答しました。
（とは言え、状況によって育てることが不可能だと
判断したときには、迷わず堕胎手術をします。）
不思議なのは
先月、ポインターのルーク（ケビン）が遊びに来てくれたのと
引き出しを決めた翌日に
ポインターのルルちゃん（ベルちゃん）とモグくんの里親さんから
ご連絡をいただきまして、まーさーにー！ポインターづくし。
これは・・・ご縁だなっておもいました。
また、仔犬がやってきます。
勝手に決めてきたことですし
産ませることが正しい判断なのかもわかりませんが
命は命。

昨日、実家に行ったとき
この話を両親にも伝えてきました。
母親は「また大変な犬を引き受けて・・・。」と
呆れていましたが（毎度のことです）
わたしの名前も
自分の娘だということもわからないくらい
ボケボケに呆けた父親が真剣に話を聞いてくれて
「やっぱり助けたいんだよね。」
という私に、うんうんと頷きながら
「そうだよ、そうだよ。その通りだよ。」
と、声を掛けて励ましてくれました。

呆けても意味は理解していたと思います。
もう、それだけで十分だと思い
わたしの迷いは吹っ切れました。

ありがとう、お父さん。

ということで。
また引き出しましたら、こちらのブログで
みなさまにご報告させていただきます。

また、妊娠犬ということもあり
医療費や物資のご支援等も必要に応じて募らせていただきますので
みなさまにもご協力いただけるとありがたいです。

いつも勝手なお願いばかりで、すみません。

「おばちゃん、早く散歩に行こうよ！！」ｂｙ　フォーくん