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英語はすべての単語を発音しない

今日は、キャンドルアドバイザーの安藤です。

私は常々、四半期毎に何らかの新しいことへの学び、または既に知っていることをアップデートするため、何らかの講座を取ることにしていますが、特に地元シリコンバレーの代表的な大学であるスタンフォード大学の成人向け講座(Continuing Studies)は、度々チェックしています。

昨年秋には、ビジネススクール系の「スタートアップの立ち上げ方」という講座へ、約10週間に渡り参加しました。

その内容は、また別のブログなどで書いていきますが、内容とは別に一つ気が付いたことがあります。

数々のスタートアップとベンチャー投資が繰り返されるシリコンバレーの真ん中では、常にこういった講座により、新しい世代の起業家たちを教育しようという試みがされています。

特に最近はほとんどの講座がオンラインなので、こういった講座に参加すると実に世界中(アジアだけではなく南米やウクライナなど)からの参加者を目にします。

残念ながら今のところ日本からの参加者の方に会ったことがないのですが、こういった世界中からの人が参加する場面でやはり

「聞きやすい英語を話せる事って大事だなぁ」

と改めて思ったのです。

講師の方はもちろん外国なまりのある英語にも慣れていて、英語がネイティブでない生徒の発言をうまく繰り返して聞き取ってくれるなど気遣いがあるのですが、それでもやはり、訛りの強い英語をしばらく聞いているとかなり聞いている方が疲労します(自分も、クラスメイトを疲れさせている方なのですが)。

そこでまた残念ながら、インドや中南米の方などの非常に強い訛りがあると思われる英語の方が何故か、日本人の英語よりアメリカ人ネイティブにとってはよく聞き取れているようだ(怒)。

それはなぜ?

多分、一つの大きな原因は日本で英語で習う時に「すべての単語を同じように発音するように」と教えられているからではないかと思っています。

つまり

This is a pen.

の場合

ディス・イズ・ア・ペン

と、少なくとも私が中学の時は、全部を同じ強さで発音するように教わりました。

でも実際アメリカ人ネイティブの場合この中でちゃんと発音しているのは

This と Pen

だけで後はいい加減にふわっとした発音になっています。

なので、聞いている方にもほとんど、「ディス」と「ペン」しか聞こえない感じ。

アメリカ人ネイティブはこの強調された単語だけ聞くというのに慣れているので全部がしっかり発音されると、「全部聞いてから必要ない単語を落とす」作業を頭の中でするので、非常に疲れてしまうのだそうです。

この辺り、私が好きなYouTube の、アメリカ英語の発音専門のレイチェル先生のこちらのエピソード、短いですがここのところの強弱をはっきりするようにと言っていて参考になります。

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話を講座に戻すと、日本の若い起業家志望の方(いや、若くなくてオバサンや、退職後の第2の起業でも良いのですが)にも、是非こういった講座へ参加していただき、クラスメートとして会えたらうれしいです。

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Chako
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