現在のテクノロジー・トレンド13
最近、「ExplodingTopics」という、Web検索の巨大なデータベースから直近のトレンドを把握できるサービスを時々見ています。
同社のホームページに出ているごく最近の公開トレンドワードには例えば、
Gamma AI
Leonardo AI
などという、AIツール関連で注目される会社の検索ボリュームが急速に増えている、などの傾向が見られます。
このExploding Topicsが、「2024年から25年の大きなテクノロジートレンド13件」というのを、同社のトピック検索から切り出してちょっと長いブログ記事にまとめているのがあってなかなかよくできていると思いました。
13件をごく簡単にまとめたのがこちらです。
AIの民主化: AIの採用は急速に拡大しており、企業の50%が少なくとも1つの業務機能でAIを導入済み。
クリーンテック投資の増加: クリーンテック企業への投資が急増し、グリーン水素市場は2027年までに年率61%で成長する見込み。
早期疾患検出技術の進歩: AIや新技術を活用した早期がん検出が進展し、スマートフォンを利用した在宅医療検査が実用化。
量子コンピューティングの実用化: 量子コンピューティングの商用化が近づき、IBMは2025年までに4000量子ビットのコンピューターを開発予定。
サイバー脅威の高度化: サイバー攻撃は高度化し、ディープフェイクなどの手法を用いた攻撃が増加中。
IoTの拡大: IoT接続数は2025年までに270億に達し、製造業や都市インフラへの利用が拡大。
アンビエントコンピューティングの進展: AIやIoTが周囲に溶け込む形で機能し、2028年までに2250億ドル規模に成長する見通し。
ロボティックプロセスオートメーションの普及: 単純作業の自動化が進み、従業員の生産性向上に寄与。
フェムテックの成長: 女性の健康に特化したテクノロジーが急成長し、2030年までに1030億ドル規模に拡大する見込み。
ウェアラブルデバイスの高度化: 健康管理や支払い機能を備えたウェアラブルデバイスが高度化し、衣類に組み込まれたデバイスも登場。
拡張現実の用途拡大: 医療や製造業での訓練に活用され、軍事分野でも導入が進む。
エッジコンピューティングの台頭: データ処理の高速化・効率化を目的にエッジでの処理が増加し、AIの実用化にも不可欠な技術。
ローコード/ノーコードツールの普及: 開発者不足を背景に、非IT人材による開発が可能なローコード/ノーコードツールの導入が進んでいる。